僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

われら、20世紀の生き残りは不死身なり

飲酒歴40年、断酒歴3年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、同窓会はワールドワイドに・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


僕はピアニストであり、ヴォーカリストです。

プロかどうかはどうでもいいことです。

何らかの形でマネージメントを依頼している法人があるかどうかがプロの定義だとすれば、
僕はプロではありませんし、
そんな風なプロになるつもりもありません。

でも今の僕の断酒ライフを支えているのは、
もっと音楽を演奏してやる‼
という執念です、怨念です。

ですから僕は、ミュージシャンです。


ですが、どうも今日日の流行り音が耳になじみません。

聴く気にもなりません。


まぁ、それはいいでしょう。


先ほど、YouTube上で、
2007年の再結成セックス・ピストルズの、
アナーキー・イン・ザ・UK」の、
多分、アルバートホールでのライブ映像を見ました。


いやいや、とても元気にさせてもらいました。


1976年、アッちゅうまに現れて、アッちゅうまに消えていった伝説のパンク・バンド、
セックス・ピストルズ


もちろん、今日見たライブ映像には、
かっこいいけど思いっきり下手くそな伝説のベーシスト、シド・ヴィシャスはいません。
シドはすぐにヤクで死んじゃってますんで。


オリジナルメンバーのグレン・マトロックと、
あとはいつものメンバーですが、

ヴォーカルのジョニーをはじめとして、全員、
でっぷりと腹の出た、中年男に成り下がって(昇格して?)いました。


そして楽しかったのは、
アルバートホールに集まったオーディエンス、

こいつらがまた揃いも揃って、
かつての不良ども、
そしてこちらの不良どもも、しっかりとおじぃに成り下がって(昇格して?)いました。


が、


ヴォーカルのジョニーも、
ギターのスティーブも、
ドラムのポールも、
ベースのグレンも、元気いっぱい。


そしてバンドに負けず劣らず、元気だったのが、

ン百人のおっさん集団に成り下がって(昇格して?)いたオーディエンス軍団。

全員の野太い声を合わせて、アナーキー・イン・ザ・UKのリフを歌っていました。


もう僕も、イヤフォンを付けながらも、
一緒にアルバートホールにいる気分で、
こぶしを突き上げました。


かつての不良ども、
不良のまま、おじぃになって、でもパワーアップしてました。


20世紀のおじぃパワーが21世紀のふにゃふにゃの空気に喝を入れるかのようなこの動画。

お薦めです。


おじぃパワーを炸裂させ続けるためにもいつもの気合です。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。