僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

高知

飲酒歴40年、断酒歴3年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、ところ変われば・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


僕はこれまで四国地方にはあまりご縁がありません。

20年ほど以前に、
大学の営業活動で高松を訪れたのと、

6年ほど前に、
学会で松山を訪れただけです。

香川といえばうどん県ですが、
高松での仕事の際にはうどんを楽しむ時間的余裕はありませんでした。

松山といえば、道後温泉ですが、
僕はそれほど温泉には興味がありません。

したがってこれまで四国の代表的な都市の二つを訪れてはいるですが、
僕の中で四国に対して何らかのしっかりとしたイメージはありません。


今日は大学のオープンキャンパスでしたが、
その中で、
高知出身の高校生たちと話をする機会がありました。

そしてその高校生たちを率いてくれていたのは、
うちの大学の高知出身の1年生でした。
彼女は、彼女の美大受験予備校の後輩たちを案内してくれていたのです。

大学での勉強とその準備についての、まさにオープンキャンパスならではの話題とともに、
高知ってどんなところなの、という話にも花が咲きました。


高知ってどんなところ、高知自慢をしてよ、という僕のリクエストに対して、
高校生も大学生も口をそろえて、

「何もありませ~ん」とちょっとつれない返答。

「何もないってことはないやろ」っと畳みかけてみましたところ、

「食べ物、特に海のものが美味しいです。それと酒どころです。」
というご回答。

そしてさらに、
高知の人びとはホンマに良く酒を飲むんだそうです。

料理の多くも、酒とのカップリングを重視しているため、
味が濃い目だそうです。


困りました。

これでは、
断酒ライフの入門者にして、
甘党転向者の僕としては、

仮に高知を訪れたとしても、
殆ど楽しみがありません。

予備校の先生方も、夕方になると酒と向かい合う高知、
やたら目ったら居酒屋の多い高知、

そして飲酒者の割合が高いという高知。


高知でアル症になったらどうなるんやろう。

酒を大ぴらに楽しむことに抵抗感のない土地柄だそうですが、
多分、アル症者も少なくないと思いますが、
皆さん、酒第一の土地柄でしっかり断酒ライフが送れているんでしょうか。


今のところ、他人事ですが、

でもまだ酒を楽しむ年令には達していない少女たちからの報告、

すこしばかり腰のすわりの悪い感想をもちました。


もちろん僕たちは断酒ライフを継続するのみですけどね。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。