僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

生意気盛りの素直な1年生

飲酒歴40年、断酒歴3年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、困った娘です・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


僕の火曜日のスケジュールは結構、ハードです。

1時間目(9:10~10:40)と2時間目(10:50~12:40)に、
それぞれ、130名ほどの学生を相手に、
全く同じ講義を2回行います。

同じ講義を2回行うことは、
授業の準備作業が半分、省略できるので、
その意味では楽な部分もあるのですが、

認定する単位は全く同じ科目名になるので、
ホンマに同じ講義を2回繰り返しています。

ジョークや余談も全く同じ話をするようにしています。

これは結構、気を使いますし、
疲れますよ。


で、2回の講義を終えてからは研究室で仕事をするのですが、

まず、この2回分の講義の出席カードの整理と転記作業が待っています。

約、260名ほどの学生のカードを転記しますので、
これも結構、しんどい作業です。



そして次に、
まったく別の授業ですが、
学生の提出物の点検作業を行います。

こちらの作業は、同僚と分担していますので、だいたい、120通ほどの課題を担当することになります。


これらの研究室でのデスクワーク、
合計すると、4時間以上はかかりますので、

朝の講義2発と合わせて、
結構、ハードな1日であることをご想像いただけると思います。




1時間目の講義ですが、
僕の講義机の真ん前に座る、
2名の常連の女子学生がいます。


彼女たちは、授業開始の15分ほど前には、着席しますが、
必ず一人の子が僕に話しかけてきます。


「なぁ、聴いて。昨日の授業で○○先生がムチャ、いわはるネン、どう思う?」
とか、

「なぁ、なぁ、何かおもしろい話して」
とか、

「こんな課題が出てんけど、私、よう、分からへんネン、教えてぇさ。」
とか。


もう、ほとんど、家のおじいちゃんに甘えるかのような、
わがままな話のむちゃぶりをかましてくれます。


課題についてアドバイスを求めてきた場合、
割と正攻法の対策を伝えると、
(多くの場合、美大の課題の正攻法の対策は、仕事量が増える方向になります)

隣の友人に向かって、
「この人、めんどくさいこと言うわ、何とかして」
とこれまた、わがまま全開のコメントをおっしゃいます。


授業が始まると、
一生懸命、僕の説明を聞き、
熱心にノートをとる、
とても優秀な学生なのですが、

講義外の時間は、
僕に対して、専属のじいやのようなつもりで、接してきます。


ええ子なんですよ、ホンマは。

ただ、明らかに甘えて減らず口テイストをかましてくれるんです。


一生懸命、講義をする、美大のじぃさん先生は、
18,19の女子学生から、いいようにあしらわれています。

ハイ。


でもいつものように。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。