僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕の苦手

飲酒歴40年、断酒歴3年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、今さらですが振り返り・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

仕事上の話ですが、今日、残念な決断を一つしました。

とある若い研究者の研究課題に、共同研究者ということで参加していたのですが、

いろいろな理由から共同歩調を取ることが難しくなり、

共同研究から辞退させていただくことを伝えました。

 

いろいろな理由というのは、ホンマにいろいろな理由です。

それらの理由の中に僕自身の、ある能力の不足があったことについて書きます。

 

その能力というのはズバリ言いますと、

チームで仕事を進めることに対して適切な行動をとることです。

どうも僕は、チーム作業が苦手なようです。

特に仕事のペースの足並みをそろえるということに関して、

根本的な感性が不足しているようです。

 

今回の共同研究は、

研究分担者の所属機関はもちろん、

活動している地域も異なるので、

電子メールによる情報や議論のやり取りを中心的な方法の一つにしていました。

 

しかしどうしても僕はこのやり取りに一歩も二歩も遅れてしまいます。

当然ながら研究仲間からはペースを合わせるようにアドバイスを頂戴します。

が、その結果、一層、メールの確認が億劫になり、さらにペースを乱してしまいます。

 

なぜ僕が、

電子メールのやり取りのペースを合わせることができないのかということについては、

いくつか推論は可能ですが、あくまで推論の域を出ません。

ただ、電子メディアのもっているある種の脅迫的な性質に対して、

本能的に拒否をしているということがあると思います。

 

そんなこともあり、今回の共同研究から辞退させてもらうという、

あまり望ましくない決断をしたのですが、

多分、チームワークが苦手だから、

電子ネットワークによる意思の確認の円滑な進行も苦手なんでしょうね。

 

僕が今、40台で、まだまだ研究者として山盛りの可能性を秘めているとすれば、

このような決して好ましくはない性格特性は克服すべきでしょう。

しかし60に手が届き、一応、公的な引退が近づいている今となっては、

新しい能力の獲得にエネルギーを注ぐよりも、

これまでの蓄積を生かすことの方が現実的です。

 

共同作業に対する苦手、

特に電子ネットワークを活用したスケジュール進行の共有、

僕が苦手としている基本的なスキルです。

 

マジで俺、今の仕事以外は無理やったかも。

 

しかし断酒者への生まれ変わり?は絶対に遂行するじぇ。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。