僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

機長というお仕事

飲酒歴40年、断酒歴3年と8か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、俺にはできん・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ジェットスター航空の機長2名が、始業時のアルコール検出検査に引っかかり、

人員配備の調整等で、いくつかの便に影響が出たそうです。

 

二人の機長の話によると、

搭乗前日の晩に二人で居酒屋で一杯やってからホテルに戻り、

ホテルの自室ではそれ以上の飲酒はしていなかったとのこと。

 

記事によれば、

検出されたアルコールの値もそれほど高いものではなかったようですが、

だからといってよいというものではなさそうです。

 

まず考えられること。

 

二人の機長の話が全面的に信頼できるか否か。

 

僕たちもかつてそうでしたが、

僕たち、過剰な飲酒者たちは、自らが摂取したアルコールの量を少なめに申告します。

量の違いであれば程度問題という解釈もできますが、

時に明白なウソも混ぜます。

 

したがって居酒屋で飲んだ量に関する機長たちの自己申告は、

量的な部分で信頼性が低いこと。

そして二人ともホテルでは飲酒をしていないと報告していますが、

これも怪しいかもしれません。

 

恐らく依存症ではない二人の機長が、

フライトの前日に浴びるほどアルコールを摂取したとは思いませんが、

しかし慎重さに欠けた行動であったことは間違いないでしょう。

 

ジェットスターの機長という仕事、

アルコール検査に引っかかるリスクを冒してまで飲酒に走ってしまうほど、

ストレスに満ちているのでしょうか。

 

飲酒者であった頃の僕には、絶対に考えられない職種です。

 

お二人がこれをきっかけにアルコールに依存するようになり、

精神を患うことのないように祈るばかりです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。