僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕の近くにもアイツが・・・

飲酒歴40年、断酒歴4年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、災い転じて・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨日まで付き合っていた風邪ですが、

多分、ほぼ回復したようです。

今日の体温は、35度台を推移しましたし、

朝方、少しきつかった頭痛も少しづつ薄れていきました。

午後からは少しだけピアノの練習もできました。

新型コロナウイルスの感染の可能性はほぼなくなったでしょう。

 

ですが、朝方の頭痛を理由に仕事を休みました。

今日は教授会の日でしたので、

大学の総務課に欠席の連絡をしました。

どの様な組織でもそうでしょうけれど、

総務というお仕事、

中途半端に私情を挟むことや、下位の組織員が独自に判断することが、

厳しく咎められます。

僕みたいなえぇ加減さとわがままの塊のADHD人間には絶対に務まりません。

そして欠席連絡のメイルの中で、2日ほど発熱が続いたことを報告しておいたところ、

2時過ぎに総務部長から電話があり、

病状について尋ねられました。

そしてできる限り病院で診察を受けて欲しいという指示を受けました。

もちろん、大学の総務課としては、

僕が新型コロナウイルスに感染していないことの担保がほしいんだと思います。

その事務方さんとしての事情も充分、理解できますが、

昨日も報告しましたように、

病院に行ったところで、

最近の海外渡航経験がない、

特にクラスターが疑われる場所への出入りがない、

感染の可能性のある人物との濃厚接触の可能性がない、

という3点セットで、検査してもらえないようです。

わざわざ、無駄足と分かる手間をかけるのもねぇと思い、

総務部長の指示にそれほどの強い強制性がなかったことをこれ幸いに、

行ってません、ハイ。

反社ですねぇ、僕は。

 

ところで僕の近くに新型コロナウイルス問題がやってきたというテーマは、

このことではありません。

夕刻に、音楽仲間のT君から連絡があり、

4月に予定されていたライブ出演を辞退させてほしいということでした。

というのも、

T君の奥さん、5月半ばが予定日で、あやつはもうすぐパパリンになるしあわせ君なんですね。

奥さんがお世話になっている産科のセンセイからのアドバイスもあり、

ベィビィがやってくるその日までは、できる限りの安全策を取りたいとのことです。

 

3月のはじめくらいでしたっけ、

大阪のライブハウスで集団感染があったという報道があってから、

ライブハウスという言葉だけで感染の温床みたいな捉えられ方がされた時期がありましたよね、

ま、ある種の偏見です。

あの頃のT君は、ジャズクラブは、

オーディエンスがすし詰めになって押しくらまんじゅうを楽しむようないわゆるライブハウスとは異なり、

大人がじっくりと腰を落ち着けて演奏を楽しむ、

いわばお客さんの集客状態としては、

通常のレストランやカフェと同じだと主張し、僕とのライブ活動を継続してました。

 

でも僕は彼の今回の方針変更にも見える決心を責めることはできません。

何といっても、赤ちゃんがやってくるんですから。

しかも彼ら夫妻は、結婚後、辛い不妊治療を続けてきたうえでのおめでたです。

こんなに神々しいできごとはありませんよ、絶対に。

 

4月度は3回のライブを予定しています。

1回は最初から僕一人の予定でした。

そして残りの2回も、「リスボンのジャズ弾き語り」というテーマでやります。

 

Cちゃん(T君の奥さん)、元気に元気な赤ちゃんをお迎えしてね。

そしてT君、しっかり君自身の幸せをかみしめ、そしてさらにしっかり二人を守りなさい。

 

T君夫妻のベィビィにそのうち、パパの変なお友だちと呼ばれる日を楽しみにしつつ、

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。