僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

パチンカー、スロッターの行動を考える

飲酒歴40年、断酒歴4年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、依存症を考える?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

どうやら緊急事態宣言(でしたっけ?)、

延長されるようです。

僕は、それほど自粛もしてませんし、

申し訳ありませんが、収入面ではあまり影響を受けていませんので、

関心はもっていますが、だんだん、疲れてきた感じかも。

 

大学の授業がどうなるのか、

遠隔授業を基本とするということになりましたが、

でも資格関係の授業の場合、

対面授業が条件づけられていることもあり、

そのような授業については、

緊急事態宣言解除の後に無理やりスケジュールを詰め込むことも可能なようで、

さて、どうすんべぇ、という感じです。

 

僕はITスキルがかなり低いので、

例えば、zoom というオンライン会議用のアプリも、

google classroom というオンライン授業用のアプリについても、

チュートリアルを見てもさっぱりなんのこっちゃいという感じで、

何とも心もとないのですが、

なるようにしかならんやろと、無責任に開き直ることにしました。

 

さてそんな中で、世の注目を集めたのが、

自粛要請にもかかわらず営業を続けたパチンコ店と、

そこに集まった多くのパチンコファンの行動でした。

 

殆どの善良な市民の皆さん方は、

店と客のどちらに対しても、

強い非難の意志を表明されています。

特に、他の業種、

特に飲食関係の皆さんが、死ぬ思いで営業を縮小されるか、

ホンマに自粛されていることを考えると、

パチンコ店の営業継続は、あまりにも反社会的な行動に見えます。

 

そしてわざわざ三密が形成されやすい場所に、

それこそ遠くからでも集まってしまうパチンコファンに対しても、

世間の目は思い切り冷たい。

 

でも以前にも報告しましたように、

パチンコという営業形態そのものが、

新型コロナウイルス問題以前に、反社会性が高く、

そしてそれにもかかわらず、政治の闇の部分とつながっていること、

それらのことを考えると、

単純な非難だけではことは済まないと思います。

さらに言えば、IRを推進しようとしている政治勢力との関係も考えると、

話は一層、複雑です。

 

そのような深い話はまた別の機会に掘り下げることにしまして、

今日、ちょっと思いついたことがありました。

案外、単純な事なんですけどね。

 

我が滋賀県も、パチンコ店の営業は自粛が要請されており、

県内の全てのパチンコ店が休業しています。

さてそんな中で、滋賀県内のパチンコファンはどのような行動に出たのでしょうか。

もしかすると、

大阪や兵庫の営業を継続していた店まで遠征した豪の者もいたかもしれませんが、

しかし殆ど全員が、

店がやってないんじゃ遊ばれへんわなとあきらめたんじゃないかな。

つまり僕たちのような薬物をはじめとする物質異存の場合と少し異なり、

賭博をはじめとする社会的な行為への依存疾病は、

それが提供されない限りは、発作状態にもなりようがないということなんでしょう。

店が開いてなければ、やらないだけの事なんです。

 

僕たち、アルコール使用障害者も、連続飲酒の発作状態に陥った時に、

アルコールの入手手段が完全に断たれれば、

あきらめるんじゃないかな。

もちろん、発作状態の僕たちは、人間じゃなくなっていますから、

あきらめるまでに不可能と思われる可能性まで探りますけどね。

 

ですので、絶対に無理だよという状況を作り出すことは、

人権侵害の可能性と表裏一体の危険性がありますが、

少なくとも依存症の一時的な凍結状態の実現には効果的なのかもしれません。

 

先ほど、新型コロナウイルス問題への対応に疲れてきたと書きましたが、

でも新型コロナウィルスは、

社会のあらゆる無理や闇を浮き彫りにしてくれそうですので、

疲れずにしっかり情報を精査し、考えていきましょう。

 

とにもかくにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。