僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

筋トレの面白さ?

飲酒歴40年、断酒歴4年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、人体の神秘?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

毎朝、食事の前に、

腹筋運動と背筋運動を欠かさずやっています。

2年前に癌と静脈瘤の除去手術を受けた後の退院後、

まずは体型の維持のために始めました。

その後、腹筋を安定的に訓練することで声が安定することを実感し、

また背筋も合わせて鍛えることで、

体幹の安定につながり、

きっと本格的な老後の生活の安定にもつながるだろと考え、

少しずつ回数を増やしながら、続けています。

 

しかし正直なことを言うと、

ワン姫様との散歩を終え、

腹筋と背筋のエクササイズに取り掛かる直前は、

毎日、イヤだなぁと思ってしまいます。

えぇい!と気合いを入れないとなかなか、始められません。

 

腹筋運動は1セット、120回を3セット、

背筋運動は1セット、こちらも120回を2セット、こなしていますが、

最初の腹筋運動の1セット目、気持ちが重たいです。

そして1セット目はその気持ちの弱さも関係しているのかもしれませんが、

50回目くらいから、むちゃくちゃ、しんどくなり、

1セット目を終えた時にはあぁ、しんど、と思いながらも、

腹筋に関してはとりあえず3分の1は終えたなとホッとします。

 

ところがそのあと、1セット目の背筋運動を終え、

2セット目の腹筋運動に取り掛かると、

先ほど、1セット目の50回くらいからの苦しみがホンマに嘘のように、

楽に回数をこなすことができます。

さらに3セット目は、すでに240回を終えて、それなりに消耗しているはずなのに、

かなり楽々と体を起こすことができます。

 

多分、1セット目をこなすことで、

筋肉がはっきりと覚醒するんでしょうね。

1セット目がウォームアップの役割を果たしているということでしょう。

回数を積み重ねることで、疲労が蓄積し、しんどくなるんじゃないかと思うんですが、

どうやら、逆の場合もあるようです。

ある程度までは、やればやるほど楽になる、

ランナーズハイとはまた違うとは思いますが、

筋肉が面白がっている、愉快さを味わっているような感じで、

自分の体のことながら、何となく人体の神秘?を感じたりもします。

 

肝硬変による女性ホルモンの増加のためもあり、

なかなか、腹筋スペシャル蟹腹シックスパックにはなりませんが、

でも飲酒に溺れていたころには味わうことのなかった感覚です。

断酒ライフは、

頭と感性の冴え渡りを保証してくるだけではなく、

筋肉とのしなやかな関係も教えてくれるようです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。