僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

静かに躁状態

飲酒歴40年、断酒歴4年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、これも僕の特性・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日はスケジュールの切れ目のない日でした。

11時から大学で対面での授業があり、

その前にスーパーに寄りたかったので、9時30分に家を出ました。

 

12時40分まで授業を行い、

その後、仕事場(研究室)でパンとバナナの昼食を済ませると、

一人の学生が訪ねてきたので、彼女の相談に3時までのっていました。

 

3時から、明後日の水曜日にはアップロードしなければならない、

オンデマンド配信の講義の録画を一人で行い、

そのデータ変換等をすべて終えると、6時でした。

 

そして6時30分から8時30分まで、

不定期に行っている、学外での社会貢献活動を軸とした、

社会実践型の演習の打ち合わせを行い、

それを終えてから道中で夕食を済ませて帰宅しました。

 

スケジュールは「密」でしたが、それほど追い込まれた感じではなく、

余裕のなくなる一歩手前くらいの、

軽い躁状態で推移しました。

 

この軽い躁状態というのが、案外、くせ者です。

追い込まれているわけではないので、

ブログを書く際にも、材料とできるような話題やエピソードは絶え間なく現れます。

しかしいざ腰を落ち着けて、何を書こうかなと考え始めると、

落ち着いた思考は全く展開せず、

どの話題も極論へと向かいがちになります。

 

もしかすると飲酒者の頃の僕の飲酒ブースターは、

この、考える素材は次々と現れるけれど、落ち着いて処理することのできない、

軽度の躁状態だったかもしれません。

ポジティブな感性で酒を飲み散らかしいたつもりでしたが、

実際には、まとまりもなければ落ち着きもない躁状態が、

いつ果てるとも知れない、思考の空回り状態を召喚し、

でも思考がプラスに展開しているかのような錯覚に陥り、

好ましい状態と勘違いして無限の酒ループに落ちていたようです。

 

幸というか当然というべきか、

思考の無限ループにも飲酒の無限ループにも、

体と心がついていかない年齢に到達しました。

とりあえず飲酒ループの蟻地獄からは脱出できています。

まだ思考の空回り無限ループからの脱出方法は見つけられていませんが、

もっと歳を積み重ねて、落ち着けば、見つかるかもしれません。

その境地に至ることも楽しみにしましょう。

 

ということでいつものように。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。