僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日の二つの発見

飲酒歴40年、断酒歴4年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、鼻持ちならないノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日はライブ集中期間の3回目のライブ、

7月に初めて共演した、某大学の教職課程にお勤めのギタリスト先生とのデュオ、

2回目でした。

 

ライブ会場に行く前に、僕のゆうちょ銀行の口座の無事を確認するために、

大津京のイオンに寄り、

少しだけフードコートでのんびりしました。

フードコート、少しずつですが、賑やかさを取り戻しつつあるようです。

 

フードコートで軽食やおしゃべりを楽しむ人びとを眺めながら、

アイポッドドヴォルザーク交響曲9番、

「新世界から」の3楽章と4楽章をじっくり聴きました。

 

特に第4楽章は、あの勇ましいテーマが有名ですが、

他にも魅力的な旋律や和音進行が山盛りです。

作曲家の池辺晋一郎が以前にNHKの番組で語っていたのですが、

メロディーメーカーとしてのドヴォルザークは、

クラシック音楽の歴史の中でも傑出した存在なんだそうです。

 

楽しそうにひと時をすごす人びとを眺めながら聴いたドヴォルザーク

真剣に聴けば聴くほど、珠玉のメロディーがあふれ出てきました。

今日の一つ目の発見。

 

今日の相方のIさん、

お昼の顔は偶然にも僕と同じ、大学の先生、

しかも障害児教育がご専門ということで、

研究の専門分野もかなり近かった。

 

そしてこのIさん、

音楽面から見た演奏スタイルは、僕と少しばかり違うのですが、

ライブ演奏に対するアプローチの感覚や方法論は、

かなり共通したものをもっています。

一言で言えば、

事前の打ち合わせよりも、本番での冒険を大事にするタイプです。

 

今日もセトリはあえて打ち合わせをせず、

演奏を進めながら代わりベンタンに次の曲を指定するという、

誠にえい加減な進め方でした。

 

最後の方ですが、Iさんが Blue Monk を弾き始めました。

普段の僕であれば、まず演奏することはない、ブルースナンバーです。

そして僕はソロの際に、

僕としてはかなり珍しい、ブルージーな唱法に挑戦しました。

挑戦したというよりは、

Iさんのプレイにあおられた結果というべきでしょう。

そしてその結果、今まで経験したことのない発声法を見つけました。

少しばかり声を歪ませ、いわゆるハスキーヴォイスを響かせる唱法です。

意外にもうまく行きました。

これからも使えそうです。

 

これが今日の二つ目の発見。

 

二つの発見を思い出しながら、今日も誓いを新たにします。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。