僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

11月3日

飲酒歴40年、断酒歴4年と9か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。

本日もリスボンの、11月3日・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

わざわざ書くまでもありませんが、今日は11月3日、文化の日国民の祝日です。

 

でも今日の僕は、勤務先の大学に行き、

オンライン配信用の講義動画の撮影と、

対面による学生たちとのミーティングを行ってきました。

僕たちの大学は、平常授業日だったんです。

 

Sars-Cov-2 感染拡大問題の長期化によって、

今年の11月3日に対する僕の心の構えは、二転三転しました。

 

この問題が顕在化する以前の僕にとって今年の11月3日は、

予定されていた地域の文化行事にミュージシャンとして参加するために、

一昨年くらいから開催が決定されていた勤務先の学校法人の100周年記念行事を、

いかにしてさぼるかが最大の関心事でした。

 

しかしウィルス問題の長期化が見えてきた3月の末のころに、

学園の100周年行事の延期が決まり、

ミュージシャンとしての活動に心置きなく取り組めることに安心しました。

しかし、5月頃でしたか、その地域の文化行事も中止が決定されました。

 

そして4月から6月にかけて大学の授業のスケジュール調整が行われ、

本来は祝日として記念行事にあてる筈だった11月3日も、

平常授業日に格上げ?されました。

 

というわけで、今日は出勤日?になったわけです。

 

どうも僕は、組織への帰属意識が希薄なようで、

集団への忠誠心の表明を強制されることに少なからぬ抵抗を感じます。

いまだに日本の国旗と国歌?に対して、敬意?を表現することができないのですが、

このことは、僕のコリアン・ディアスポラとしての出自に根差していると同時に、

僕の人格の根本にもかかわることのようです。

 

定年間近のいい大人が言うことではないとも思いますが、

でも僕にとって譲れない一線でもあります。

多分、通常の会社勤めをしていたら、

もっと悲惨な人生を送っていたやろうなぁ。

 

来年の11月3日はどうなっていることでしょう。

まずは確実に生き延びることですよね。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。