僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ハイヒール そして新たな課題

飲酒歴40年、断酒歴4年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、まだまだ勉強・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

まずは月例報告です。

本日をもちまして断酒歴、4年と11か月を達成しました。

来月はいよいよ、5年の大台に乗せることができます。

でもいつも確認してますように、

僕たちアルコール使用障害者にとって断酒ライフの継続時間の長さは、

それほど大きな意味はもちません。

神様からお呼びがかかるまで断酒を貫き、しっかり生き続けていく。

それだけです、ハイ。

 

昨日も報告し、

またこれまでもリハーサル等の経過について触れてきました、

学生たちの自主企画のファッションショーの本番、無事に終えてきました。

本番は午後3時からでしたが、

メイクや着付けをはじめとするバックヤードの様ざまな準備のため、

朝の9時過ぎには、会場入りしました。

 

心配された天候ですが、

気温はあまり上がりませんでした。

ただし時々、日も差し、ムチャクチャ過酷な状況というわけではありませんでした。

でも僕たち、モデルにとっては、待ち時間、本番ともに、

寒さとの戦いでした。

 

何分にも初めての経験ですの、ホンマに恥ずかしいのですが、

すでに YouTube 上にライブ配信アーカイブ動画がアップロードされています。

興味のある方は、Seian X'mas Collection 2020 と検索をかけてください。

僕も自宅に戻ってすぐに、僕の登場シーンを確認しました。

 

やっぱり素人は素人でした。

ただ単純に歩く、

あるいは立ち止まる、

こういった簡潔極まりない動きや姿勢でも、

プロのモデルのスマートさの足元にも及ばない、ぎこちなさ。

自分のキャットウォークを見た第一印象、

二度と見たくない!と思うほどの不格好さでした。

 

でも冷静に考えてみれば、

いきなりカッコよくできるわけがないのです。

最近、体型がええ感じに仕上がってきたと思っていましたが、

でもそれはあくまで、普通のオッサンと比較したときの話で、

とてもではありませんが、

どう間違っても商品価値のある仕上がりではありませんでした。

 

ポーズも素人なりにいろいろ考え、工夫したつもりですが、

身体の力線の流れや重心の位置、末端部の伸びなど、

反省しきりです。

デザイナーの学生諸嬢からは、

堂々としていてよかったとお褒めの言葉をいただきましたが、

多少の忖度も含まれていたでしょう。

もしこれからもチャレンジする機会があれば、

ぜひとも今回の経験を生かしたいと思います。

 

あえてこの短期間の準備の中で進歩があったとすれば、

ハイヒールを履いて歩くことにかなり慣れたことでしょう。

僕は実は、脚線美だけは異常に自信があります。

フォルムもですが、全くの無毛体質も、女性からはうらやましがられます。

これまでは、全く経済的な価値のない脚線美と、自虐的に語ってきましたが、

今回は初めて生かすことができました。

そして僕自身も、ハイヒールという足のフォルムを露出する靴の面白さを知りました。

日常的にハイヒールを履くことはないと思いますが、

こちらもまた挑戦してみたいと思います。

 

新たなことに挑戦し続けるためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。