僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

有給休暇の暖かい日にお稲荷さんで猫に噛まれた

飲酒歴40年、断酒歴4年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、変なタイトルのノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

僕たち、大学の教師の仕事の進め方は、

多分、世間の常識に合わないと思います。

ですが、昨年から僕たちも、年間、5日以上の有給休暇を取らないと、

雇用者が罰金刑に処されることになったそうで、

よう理屈も制度も分からんまま、

今日と明日、有給を取りました。

 

今日は少しばかり、寒波が収まり、暖かい日になりました。

有給休暇なので、何としても休まなあかんような気になり、

どうしようかなと思いを巡らし、

伏見稲荷大社に行くことにしました。

 

僕は特にお稲荷さんを信仰しているわけではないのですが、

伏見稲荷大社といえば、稲荷山です。

標高223メートルの稲荷山には、

本殿から登っていくとほぼ、1周、1時間ほどの参詣ルートがあります。

信仰のルートであるとともに、

ところどころで京都市南部が眺められる景観ポイントであり、

さらには適度なエクササイズルートでもあります。

 

僕にとって稲荷山周遊ルートは、

僕自身の健康状態を知るための格好のスポットでもあり、

肝硬変発症前から、何度か訪れ、

5年前の入退院の後も、体調の回復を確認するために、折に触れ、上ってきました。

 

平日の昼間にもかかわらず、駐車場への入場は、少しだけ待たされましたが、

やはり外国人旅行者がいないため、境内は適度な人の出でした。

 

全く寒さを感じることはなく、

のんびりと散策を楽しみながら、降りてきましたが、

参詣道の最後になぜか一匹の猫がすり寄ってきました。

ニャーと声を挙げながら僕の目の前でごろんと横になりましたので、

背中をさすってあげると、気持ちよさそうに、ゴロゴロします。

鼻先を撫でてあげると、

多分、向こうは軽い甘噛みのつもりだったんだと思いますが、

右手のひらを噛まれました。

少しだけ出血してました。

少しだけ痛かったのですが、

これも有給休暇の一環かもしれません。

 

緊急事態の日に、ぽかぽかと散策をし、猫に手を噛まれる、

一見、全くつながりがないように見えますが、

でも、僕の人生ってこんな感じで進んできたような気がします。

 

明日は有給休暇2日目ですが、午前中は仕事をします。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。