僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

適切な老化?

飲酒歴40年、断酒歴5年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、微妙な不安・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日の話題はズバリ、

僕は N 痴症の道を進んでいるのかどうか、ということです。

 

人間、誰しも歳をとれば、いろいろな身体器官の衰えが訪れます。

少なくとも、いわゆる運動器官に関していえば、

瞬発力、耐久力、柔軟性、そしてバランス感覚のすべてにおいて、

確実に衰えますよね。

 

僕は寝たきりにだけはなりたくないので、

いわゆる体幹に当たると思われる器官については、

積極的に使うように心がけています。

どこかへ出かけた折も、

階段があれば、ヤッホーイと喜び勇んで、階段を上り下りするようにしてます。

 

でもやはり、若いころのパワーやスピードは、よみがえることはありませんね。

それは仕方がありません。

 

一方で、知的な能力や感性にかかわる能力はどうでしょうか。

もちろん、脳をはじめとする、いわゆる神経系の器官も、

細胞の複雑な集合体ですから、

老化の影響を受けないわけはありません。

特に感覚器官の殆どは、刺激受容細胞の衰えが避けがたいようで、

必ず、衰えるようです。

 

しかし知性と感性の総合力に関してはどうでしょうか。

この辺りは、やはり経験値が大きくかかわって来るでしょうし、

それから日常的なメンテナンスも大きくかかわって来るでしょう。

したがって、必ずしも肉体的な訪れと同様の一定のペースで老化していくわけではないようです。

 

僕の場合、知的な能力に関していえば、

明らかな衰えを認めざるを得ない部分と、

もしかするとまだ進歩しているんでないかいという部分の、

両方がありそうです。

 

物忘れのひどさは、そりゃぁ、もう、自分でもほれぼれします。

特に最近、顕著になってきたのが、

大事な書類を絶対に無くさないように、特別な場所に保管しておくのですが、

そのこと自体を忘れてしまい、

ない、ない、ないと一人でパニックになることです。

大事な書類は特別扱いした方がいいと判断したにもかかわらず、

その自らの判断が2、3日で消えてしまっています。

この書類喪失癖には、まだまだ苦しめられることでしょう。

 

それからいわゆる IT 技術、デジタル感性についても、

僕の時代遅れぶりは、犯罪的かもしれません。

重要書類の保管ができない人間に、パスワードの管理ができるわけがありません。

そもそも、アカウントってなんじゃい?っていうレベルですから。

 

しかし一方で、まだまだ進化しているんじゃないかいと勘違いできる場面もあります。

 

午前中、4月からの講義の基本的な情報を確認するために、

YouTube で、BBC産業革命に関するドキュメンタリーを見ていたのですが、

あの分かりにくいイギリス英語が、

結構すらすらと耳に飛び込んできました。

もちろん、イギリス英語とはいっても、

テレビ番組の音声ですから、かなり分かりやすい、

いわゆるアナウンサー発音にはなっていたと思いますが、

でも、かなり喜んじゃいました。

 

どうやら脳みそという器官、歳を食ってからでも鍛えようがあるようです。

この点でも、断酒ライフへの入門は大正解ですよね。

衰える部分は、ある程度は抵抗しながら、その衰えを受け入れる、

しかし一方で、使える部分は必ず生かし、伸ばせるようであれば、死なない程度に鞭を打つ、

こんなあたりが、人生100年時代の適切な歳の取り方かもしれません。

というわけで。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。