僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

自らの弱さと卑怯を見つめることで創造につなげられたら・・・

飲酒歴40年、断酒歴5年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、今日も少しネガティブ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

一昨日から苛まれている不安症、

今日も小出しですが、断続的に僕の心の片隅に顔を出します。

開き直って無視することがどうしてもできません。

 

不安症の原因の何割かは僕自身の妄想癖にあるのですが、

この妄想というやつ、

一度スイッチが入ると、結構、長き続きするんで、困ったもんです。

 

しかし僕もレベル62、少しは対処方法も考えられるようにはなってきました。

妄想不安症が発動した時には、

可能な限り、自分自身の心理状態や生理状態を第三者的に観察するようにし、

当事者的な視点を経験する貴重な時間として考えるようにもしてます。

 

もちろん、そうしたからといって、妄想のもたらす苦しさから解放されることはありません。

 

そこでもう一つ、不安マネージメントの方法を考えました。

せっかく?気分がどよぉんと落ち込んでいるので、

その気持ちを言葉に置き換えて、詩に落とし込むことができないだろうか、

あわよくばその詩にメロディーをつけて、新しいレパートリーにすることはできないだろうか。

 

一見すると、ネガをポジに無理やり置き換えようという、

相当、わがままな荒業です。

できたらすごいよね。

 

でもやっぱり気持ちが苛まれているときは、

言葉も被害妄想的に上滑りを起こします。

そして気分が落ちているときは、

声帯も伸びやかさを失ってしまい、

声は張りがなくなるだけではなく、

おそらく、腹筋も少しめげているんでしょうね、音程も安定しません。

 

どうやら、安直に楽になることばかりを期待すると、

創造の神様には無視されるようです。

今のマイナス・マインドを曲に変えるためには、

もう少し、自分を追い詰めなければならないようです。

 

でも、僕には音楽があり、

ピアノがあり、そして歌うことができます。

やはりこの幸運には感謝しなければなりませんね。

そしてその幸運を活かすことができるのも、断酒パワーのおかげです。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。