僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ちょっとした変更

飲酒歴40年、断酒歴5年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、効率化とあえて無駄の葛藤・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今、夕食を終え、これを書いていますが、

なぜか延髄から後頭部を経由して頭頂に至る曲線上に、

いやぁな髄液が集合しているような、

重苦しい感じがしてます。

 

ここ4、5日、苦しんでいる不安症の発作でもあり、

それから今日はスケジュールのすき間時間も利用して、

結構、いろいろと脳みそを働かせたことによる疲労も加わっていると思います。

 

それでも今日は対面の授業が一コマありましたので、

若者たちとワイワイやる時間が持つことで、

多少はリフレッシュできているはずなんですけどね。

ここ、2年ほどで、脳みそが疲れやすくなっているのは事実ですわ。

 

それはさておき、大したことではないんですが、

今週から勤務先で仕事の仕方に関するちょっとした変更が課せられました。

僕たちは個室の仕事部屋が割り当てられており、

大学に出勤すると、先ず受付で自室の鍵を受け取ります。

帰るときも、鍵を受付に返却することで、大学での一日の仕事の締めとしていました。

 

今週から全ての研究室の鍵がカード化され、

僕たちには部屋の鍵としての IC カードが貸与されることになりました。

従って受付でホテルの部屋鍵のような鍵を受け取る必要がなくなりました。

 

たまたま一昨日、総務課長に訪ねる機会があったので、この変更について尋ねると、

受付の業務軽減というリストラの一環なんだそうです。

 

たしかに、受付のところでいちいち車を止めて、鍵を受け取るというのは、

こちらにとっても、受付にとっても、ひと手間でした。

ですので、楽になったといえばその通りなのですが、

しかし、ちょっとばかり、納得できない点もあります。

 

僕の研究室は、他の業務関係の部署や研究室とは少しばかり離れた場所にあります。

従って出勤しても、誰とも顔を合わすことなく、一日の業務が終わってしまう日もあります。

そんな僕にとって、朝と帰りの受付での鍵の受け渡しは、

仕事仲間と言葉を交わす貴重な機会になってしまうこともあります。

今回の研究室の鍵の IT 化によって、

そんなちょっとしたコミュニケーションのチャンスが失われてしまうことにもなります。

 

これはこれで少しばかり寂しいことになりました。

20世紀感性で生きてきた過去の遺物にとっては、結構、きつい変更かもしれません。

人恋しくて、ホンマの不良になっちゃうかも。

ま、仕方ないか。

老兵は去るのみかもしれません。

でもしぶとくわがまま感性を発揮しまくりましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。