僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

多分、誰も理解できていない象徴天皇制

飲酒歴40年、断酒歴5年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、日本人、無責任じゃねぇのか・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日の話題は、表向きは政治批判と読めますが、

でも僕としては、多少なりとも僕自身のアイデンティティーにかかわる問題だと思っています。

 

徳仁天皇は、1960年の早や生まれですので、1958年生まれの僕とは、

学年で一つ違い、

昭和期に人格形成期を過ごし、平成期には人生の様ざまなステージを経験したという意味でも、

同世代になります。

 

現在の上皇陛下、平成陛下は、僕のようなえせ日本人でも尊敬してやまない、

すばらしい天皇陛下でした。

 

徳仁天皇がどのような天皇になるのかは、これからの話だと思いますが、

今の彼の気もちに思いをはせると、

とてつもなく苦しんでいるのではないかと思います。

 

象徴天皇制において天皇は、

基本的な人権の一つがはく奪されています。

参政権がないだけではなく、一切の政治的発言が許されないようです。

 

そして徳仁天皇は、Tokyo 2020 を強行しようとした現政権に対して、

あくまでパンデミックの下での国民の安全を気にかけているというオブラートに包んだいい方で、

しかも宮内庁の最も近くにいる侍従職に拝察させるという、

これまた、ややこしい手続きを踏まえてではありましたが、

明らかに問題提起をされました。

 

平成天皇の常に国民のことを第一に考えて皇族としてのお勤めに邁進されていたお気持ちを、

徳仁天皇も継承した上での発言だったと思います。

 

しかし、その徳仁天皇のお気持ちを、現政権は完全に無視しました。

ディアスポラであり、ネトウヨを心の底から軽蔑している僕は、

天皇制そのものには、批判的な考え方をもっています。

しかし、現政権の皇室に対する失礼極まりない態度には、

かなり左寄りの思想の持主の僕も、怒りを覚えます。

 

問題の根本の一つは、

象徴天皇制という難解な制度にあると思います。

先にも書きましたように、象徴天皇制は、

ある種の人権侵害を基本とした制度です。

そしてその人権侵害は、

心の底から国民とともにありたいと願う、天皇陛下自身のお気持ちをも踏みにじる可能性がある。

そして、ウンコ・シンゾー・アベによる非道徳悪徳政権も、

ガースー菅による思想なき冷徹政権も、

許しがたいほど、2代の陛下のお気持ちを侮辱しています。

 

皇室を中心とした国家観をもつ、真の右翼の諸君、

君たちが批判し、攻撃すべき対象は、

左寄りの思想家たちではないことは、火を見るよりも明らかですよ。

 

Tokyo 2020 が歴史的な意味をもつとすれば、

この国の様ざまな矛盾が一気に明るみに晒され始めたということでしょうね。

競技の結果に単純に喜んでいる場合ではありませんよ、本当の日本人の皆さん。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。