飲酒歴40年、断酒歴5年と7カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。
本日もリスボンの、ちょっとホッコリ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
僕はかつてバイク好きでした。
20代後半から30代前半にかけては、
トライアルという、スピードではなく、テクニックを競う競技に夢中になっていましたし、
またオフロードバイクでのツーリングも大好きでした。
今でもバイクに乗ったら楽しいだろうなと思うことはありますが、
ピアニスト手にダメージを負わせるリスクを避けるために、
ライダー・ライフからは完全に引退しています。
今日も所用がありまして、車で出かけました。
何度か報告していますように、
僕は湖西バイパスという、自動車専用道をほぼ毎日、利用しています。
今日の湖西バイパスですが、
もちろん、日曜日ということもあり、
琵琶湖北部に向かうレジャー目的の車やバイクが多く走っていました。
僕はたまたま、岐阜ナンバーの二人乗りのバイクの後ろを走ることになりましたが、
この岐阜ナンバー・タンデム・コンビ、
行きかう全てのバイクに手を振っていました。
ツーリングを楽しむライダー同士の、楽しい約束事です。
ただ、全てのライダーが彼らのあいさつに答えていたわけではありません。
ツーリングではなく、仕事等の所用でバイクに乗っている人にしてみれば、
お気楽ライダーのお気楽あいさつに付き合う気にはならないかもしれません。
しかし岐阜のタンデム・コンビ、
めげずに、すれ違う全てのバイクに手を振っていました。
カローラ37万キロ君で真後ろを走りながら、
僕も手を振りたくなりました。
僕もツーリングを楽しんでいた頃は、
すれ違うオフロードバイクのライダーには、必ず手を振っていました。
僕たち、オフロードライダーは、
ひたすらスピードを追求する連中とは違う、
落ち着いた?バイクライフを送っているという誇りがあり、
やや排他的でしたが、
オフロードライダー同士のあいさつを重視していました。
その意味では、今日の岐阜ナンバーのタンデム・コンビの方が、
心の広いライダーでしたね。
すれ違いざまに挨拶を交わすライダー同士、
もちろん、どこかでもう一度会うことがあるわけではありません。
もし会ったとしても、
よほど特徴的なライダージャケットなりバイクにでも乗っていない限り、
分かりませんよね。
ほんとに一瞬の、刹那的な出会いです。
でも手を振りながら、
「おーい」、「えぇ天気やな」、「気ぃ付けてなぁ」といった気もちを込めた挨拶を交換します。
バイクツーリングの楽しさの一つです。
この楽しさを思い出させてくれた、今日、ケツにつけさせてもらった岐阜の二人組、
ありがとう。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。