僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ちっちゃな不安症の微妙な連チャン?

飲酒歴40年、断酒歴5年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、歳のせい?それとも・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は少しばかり抽象的な話になるかもしれません。

僕はプチ不安症なのかどうなのかという話です。

プチ不安症を心配している時点でプチ不安症かもしれませんが。

 

僕は俗世間の価値観に振り回されることを軽蔑している(フリをしている)くせに、

妙に人の眼が気になることがあります。

勤務先では学問の自由とやらを武器にして、

好き放題に振舞っているつもりなのですが、

たまに何でもない同僚の行動に、妙に疑心暗鬼になることもあります。

 

大抵の場合、

僕の不注意な行動に対して、

僕の知らないところで、同僚たちから非難の声が上がっているのではないかという、

不安が沸き起こってしまうのです。

 

実は僕は過去に勤務先で、懲罰処分を受けています。

その懲罰処分は、書類上は3カ月で解除されましたが、

実質的な影響は10年以上、続き、

多分、今現在も、大なり小なり、僕の人事考課に影響を落としています。

 

おそらくその時の記憶が、現在のプチ不安症の引き金の一つにはなっているでしょう。

 

それからもう一つ、

この頃、自分自身の発言に対して、不安に感じることが増えています。

こちらの方は様相が複雑で、

不安に感じたことにより、不用意な発言を防ぐことにもつながっている場合もあれば、

逆に慎重になりすぎて、言うべきことを言えなかったと後悔することもあります。

僕自身の経験値が上がってきたことにより、

軽はずみな判断を避けるようになったからともいえますが、

研究者として若かったころの勢いを失ってしまった寂しさも感じています。

 

年齢を重ねたことによって不安の種が増えたようにも思えますが、

しかしこれもある種の経験値の増大ともいえるでしょうね。

 

大きなストレスに耐える自信はありませんが、

プチ不安症のプチ連チャンくらいは、何とか対処できるでしょう。

そしてさらに厚かましく、プチ不安が創造の原動力になることも期待しようと思います。

マイナスをプラスに解釈するカラ元気、

これは間違いなく、断酒ライフの継続がもたらしてくれた贈り物です。

ピアノと歌の練習でプチ不安症をぶち負かします。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。