僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

少しは丸くなってきているかも

飲酒歴40年、断酒歴5年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、少しは円熟の境地?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

f:id:skyoflisbon:20211214191807j:plain

 

多分、僕は温厚な方だと思います。

でも思っているだけで、本当はムチャクチャ、イラチで、怒りっぽい方かもしれません。

 

大分以前に報告したことがありますが、

渋滞の中で運転している最中の合流地点で割り込みをされると、

かなりブチ切れます。

それから複数のレジの待ち時間の予想が外れたり、

前の客が支払いの段階でもたついていたりしたときも、

静かにブチ切れます。

 

でも、ここ、ひと月ほどのことですが、

合流の際に割り込まれたり?追い越されたりしても、

あまり気にならなくなってきました。

結果としての目的地到着時間にそれほど差が出ることはありませんし、

割り込みや追い越し、あるいは追い抜きを多用する運転は、

ストレスもたまりますし、何よりも燃費も悪くなります。

 

この歳になるまで、追い抜き、追い越しのリスクは全く割に合わないという、

ちょっと算数的な思考ができる小学生なら誰でもわかる理屈を理解していませんでした。

小さなリスクの積み重ねは、

やがては精神状態の悪化という救いがたい損失に姿を変えます。

 

もしかすると、断酒ライフに入門したことでようやく、

心の安定と理性的判断が結びついたのかもしれません。

 

過度な飲酒は、大脳皮質を破壊しますが、

心の芯の部分も傷つけてきたようです。

6年近い断酒ライフの継続により、

心の芯に負ってしまった擦り傷も、治り始めたようです。

せっかく断酒ライフに入門したことで、長生きへの欲求が出てきたのに、

交通事故みたいなしょうもない理由で死にたくはないですもんね。

生き続けますよ、このジジィは。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。