僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今年も温故知新 White Room (Cream) に挑戦

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、今日も音楽ネタです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

1月2日、今日も完璧にヒッキー君、勤務先の大学関連の仕事は一切、行わず、

ほぼ1日、ミュージシャン修行で過ごしました。

午前中は主にピアノの練習、そして昼からは、弾き語りの練習にあてましたが、

弾き語りの部で新しいレパートリーに挑戦しました。

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1960年代後半、実際には2年半しか活動しなかったにもかかわらず、

後のロックシーンに多大な影響を残した伝説のバンド、クリーム Cream のヒット・ナンバー、

ホワイト・ルーム White Room の、ピアノ弾き語りヴァージョンです。

 

僕たち初期高齢者が若造だった頃のバンドキッズの95パーセント以上は、

ギタリストかドラマー志望でした。

僕も若造の頃はギターも弾きましたが、

若造の頃からニッチを狙うこざかしさがあったようで、

早くからキーボードを専門にしてました。

 

クリームは多くのギターキッズたちのあこがれのギタリストの一人、

エリック・クラプトンが在籍したバンドとして知られており、

クラプトンのブルースベースのギターテクニックが存分に発揮されたバンドです。

ホワイト・ルームも、クリームの他のレパートリーと同じく、

クラプトンのギターを中心とした即興演奏が、曲の骨格を決めていました。

 

おそらく常識的に考えれば、ギターとベース、そしてドラムスのトリオによるクリームの曲は、

ピアノ弾き語りには最も適さない素材というべきでしょう。

しかし逆にそのことが、僕の天邪鬼なチャレンジ精神を刺激するようで、

とりあえずは歌詞をしっかりと手書きで写し、

メロディーと歌詞の譜割りについてはオリジナルを無視して、

少しゆっくり目で歌ってみました。

 

まずはわがままに歌ってみたつもりですが、

意外にも素直に歌詞とメロディーが入ってきました。

順調に歌えてしまったことが逆に不満なくらいで、

これからどうやって崩していくか、

そしてまだ直訳的にしか理解できていない歌詞の世界をどのように膨らませていくか、

結構、ワクワクしています。

早ければ、15日に予定している、今年最初のソロライブで、

早速、披露してみようかなと思います。

 

20世紀の音楽遺産を21世紀に伝えること、

もしかすると、これは音楽の神様が僕に下された宿題で、

そのために音楽の神様が僕の帰還について、病気の神様に交渉されたのかもしれません。

ちょっと思い上がりすぎてますかね。

でも課題があった方が、意地でも生き延びてやるというインセンティブにつながります、ハイ。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。