僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

かつてのまじめな仲間に僕の便りは響くでしょうか

飲酒歴40年、断酒歴5年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、不義理を反省しなければ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

僕はもともと、自分から年賀状は書きませんでした。

かつては、いただいた年賀状の一部に返事を出していたくらいです。

あけおめメールも出しませんし、

SNS 上でも特に、新年のあいさつをアップすることもありません。

 

ということで当然ながら、いただく年賀状も毎年、少なくなっていきます。

しかしそんな不義理のかたまりのジジィにも、

毎年、年始の挨拶を送ってくださる古くからの知り合いもいらっしゃいます。

 

そんな中に、M さん、そしてK さん夫妻がいらっしゃいます。

二人とも芸術学の研究者で、お勤め先は異なりますが、大学の先生です。

僕とは同じ学会に所属し、特に奥さんの M さんに関しては、

僕の勤務先に非常勤講師としてお招きしていたこともありました。

また、海外出張が重なり、ロンドンで一緒に食事をしたこともあります。

 

お二人とも、ここ、数年ほど、お会いしていません。

今年もご夫婦の連名で、年賀のご挨拶をいただきました。

僕は、彼女たちご夫婦とご一緒していた学会を、

2年前に退会していますので、今後もお会いできる機会があるかどうかわかりません。

 

そこで、返事を出すことを思いつきました。

はがきでご挨拶をいただいたので、本来ならば、はがきなり文書なりでお返しすべきところでしょうが、

思い立ったが吉日ということで、

メールを認めようと思いました。

 

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まずはお二人の勤務先の大学の HP にアクセスして、メアドを確認しようとしましたが、

お二人ともご自身のメアドを公開されてませんでした。

そこで、FaceBook でメッセージを送ることにしましたが、

FaceBook のメッセージ機能、あまり長文を送る仕様にはなっていません。

そこで不細工なのですが、

メッセージを小分けにして連投することにしました。

 

それぞれの中で、

学会を退会したこと、

定年が近いこともあり、研究者としての活動熱がかなり冷めたこと、

ミュージシャン修行に取り組んでいること、

そして、精神疾病当事者になったことを、

伝えました。

精神疾病の症状については、詳しくは記していません。

 

一応、ご夫妻ともども、

僕のことを頼りになる先輩研究者というふうに買いかぶってらした節がありました。

僕のワガママなメッセージがどのように届くのか、

少し不安でもあります。

 

お手書きの文書に SNS で返すという、やはり不義理な方法を取ってしまいましたが、

まずは第二の人生をまともに送るためには、

必要な手続きだったと思っています。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。