僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

三文の得

飲酒歴40年、断酒歴6年と2カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、身の丈以上のご褒美をめぐるノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

断酒ライフの継続日数が今日で2269日、

さすがにこれだけ続けることができると、

飲酒者であった頃の様ざまなことを忘れてしまっています。

特に身体感覚のようなものは、

その時に感じていたことの言葉による解釈は思い出せますが、

感覚そのものの再体験はもちろん無理ですし、

何となく想像することも難しくなっています。

 

飲み過ぎた翌日の朝の体中の様ざまな不調、

特にちっちゃな吐き気とちっちゃな頭痛がごちゃ混ぜになったような気持ち悪さ。

過度な飲酒習慣に堕していた頃であれば、週に5日は経験していたあの胸の悪さ、

この感覚とおさらばできたのは、何といってもありがたい話です。

 

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この頃、夜が明けるのが早くなってきたこともあり、

僕の目覚めも早くなってきました。

今朝も、5時15分には、新聞を取りに外の空気を吸うことができました。

 

拙宅は雑木林に隣接していますので、

いろいろな鳥のさえずりを楽しむことができます。

今朝、聴こえてきた鳥の声は、初めて認識したような気がしました。

それまではいなかった種類の鳥たちが急にやってきたということはないでしょうから、

今日、聴いた鳥たちの歌声も、これまでも聴いてはいたと思いますが、

しっかりと意識することはありませんでした。

 

声の主たちの姿は分かりませんでした。

でもなんとなく、樹々の上の方にいるような感じはしました。

明日も早く目覚めることができたら、今度は意識して耳を傾けてみましょう。

 

早く起きると、朝のルーティン作業を、余裕をもって効率的にこなすことができます。

今日は10時には大学に向かう必要がありましたが、

それまでに朝食の後片づけ、洗濯、新聞とネットニュースの確認、

そしてピアノの早朝練習も1時間半、こなすことができました。

 

早起きと早起きがもたらしてくれるおみやげの数々、

断酒者と高齢者のダブル・ステータスをゲットした僕たちの特権です。