僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

倅のキャリアデザイン

飲酒歴40年、断酒歴6年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、もうすぐホンマの振り返り・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨晩、久しぶりに倅が帰ってきました。

連休中は家にいるのかなと思っていたら、

明日、また大学に行かなければならないということで、

今日、大阪に戻ってしまいました。

 

大阪行きの新快速に乗りやすい駅まで車で送りましたが、

その車中で、今後の進路について聞きました。

秋の段階では、修士課程に進むつもりだったようですが、

学部卒での就職を目指すことに方針転換したようです。

理由を聞いてみると、ずばり、研究が楽しくなくなったからとのこと。

分かりやすい理由のようにも聞こえますが、

おそらく、指導教授や所属ゼミの方針等との複雑な絡みがあると思います。

あまり細部を訊いても仕方のないことですし、

何といっても根本的なモチベーションが無くなってしまったということですから、

悩む必要もないでしょう。

具体的に希望している就職先もいくつか候補があるということで、

あいつの方針転換を支持するしかないと思います。

 

これで倅の就職先が決まれば、

娘もすでに社会人デビューを果たしていますので、

一応、子育ての義務期間は終了することになります。

予定通り、強制解雇の前に、人生の大きな義務的支出を終えることができそうです。

 

こどもたちは二人とも、真っ当な人生を送ることになりそうです。

それに対してこの親は、

中途半端にやくざな職業を選択し、

中途半端に体と心を痛めつけ、

そして今のところ、中途半端に自由な老後の生活の夢の準備をしています。

思い切り破天荒な生きざまを刻んできたわけでもありませんし、

かといって、大々的に何かを残すこともなさそうです。

 

あえて自慢?できるポイントを探せば、

中途半端ではありましたが、やりたいことばかりやってこれた人生だったかな。

もうひと踏ん張り、あるいはもうふた踏ん張り頑張ることで、

もう少しやくざな生きざまを貫くしかないでしょうね、

この中途半端なクリエーター気取りのジジィには。

 

でも、中途半端ではないポイントは一つはありました。

断酒ライフを貫き、断酒サバイバーとしての矜持は絶対に守ります、ハイ。