僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

借りてきた猫が少しづつ・・・

飲酒歴40年、断酒歴6年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、これも年中行事?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ゴールデンウィークも明けました。

3年ぶりの行動制限の伴わない連休ということで、

新型コロナウィルス感染者は、困ったことにというか予想どうりというか、

また少し増え始めたようです。

でもこんなふうにして、徐々に共存していくしかないんでしょうね。

何が何でもゼロ感染を目指した中国の上海の事例からもわかるように、

人間だけの勝手な都合だけではことは収まらないってことでしょう。

 

勤務先でも授業が再開されました。

毎週、火曜日の僕は、同じ講義を2回、繰り返して行うという、

かなり負担のきつい勤務をこなさなければなりません。

もちろん、新型コロナウィルス感染拡大以前も同じようにやっていたんですが、

2年のリモート講義というブランクを挟んだうえに、

こちらも強制解雇寸前の老体ということもあり、

以前よりも、きつく感じています。

 

でもいつも告っています様に、

若者を目の前にして言葉を直にぶつけていく作業、

しんどさを上回るやりがいと楽しさを感じることも事実です。

 

連休中、1回、授業が空いただけなんですが、

若者たちの様子には、少しだけ変化が見られます。

彼女たちの大半は4月の間は、

入学したてです、こないだまで高校生でした、

という顔をしていましたが、

連休明けの彼女たちは、少しづつ、地の表情を見せ始めます。

季節の進行もあり、服装も少しばかりラフなテイストを帯び始めますし、

突然、髪の毛が派手になることも出てきます。

 

ホンマに借りてきた猫が「素」の顔をさらし始めたという感じですね。

借りてきた猫のすまし顔を見るのも楽しいのですが、

すっぴんで言いたいことをズバズバといい始めた若者たちの顔からも元気がもらえます。

 

残り2年足らずですが、若者のエネルギーを、山姥のごとく、吸い取ってやります。

そのためにも断酒ライフを決然と継続し、

気もちの若さだけでも負けないようにしておきます、ハイ。