僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

8割が続いて一杯いっぱいな毎日かも

飲酒歴40年、断酒歴6年と4か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、淡々と過ぎているようにも・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

僕はこのブログを毎日アップすることを自分に課しています。

ブログを書き始めたそもそもの目的が、

断酒会等には参加していない僕が、

断酒に対する思いや取り組みを綴り続けることによって、

断酒ライフの継続を確実にするためでした。

 

おかげさまで再飲酒欲求が顔をもたげることは、ほぼなくなりました。

新型コロナウィルス感染拡大の問題もあり、

酒の提供が当たり前の場所に同席することもほとんどありません。

内的にも外的にも、断酒ライフは順調に継続できています。

 

ですが、困ったこと?が一つ現れました。

ブログを書き続ける趣旨が少しばかりかすみ始めています。

飲酒そのものや飲酒のもたらす弊害について、今では当事者目線で語ることが難しくなっています。

だいぶ以前から、断酒ブログというよりも、

いろいろな関心をぶちまける、プライベート・ライフ・ブログになっています。

 

そしてここ一月ほどの感想なんですが、

毎日のブログのテーマ探しがかなり厄介になっています。

毎日確実にアップしたいと思っていますので、

絶対に書くのですが、

さて、何について語ろうと考えだしてから、

1時間近く、鍵盤上の手が止まります。

 

もう、プライベート・ライフ・ブログになっていますので、

何を書いても問題はないのですが、

このところ、テーマを無理やり絞り出している感が否定できません。

 

かといって毎日が空虚に過ぎているわけではありません。

むしろ、ありがたいことに、充実しているといってよいと思うのですが、

しかしこの頃の充実ぶりは、かなり僕自身の内面での話にとどまっているようです。

何か目新しいことをした、

新しい出会いがあった、

賞賛の輪の中にいることができた等の、

華やかな話がないのです。

 

やはり今の僕にとって一番大きな関心ごとは、

ピアノと歌の練習をめぐることなのですが、

毎日、少しづつ進化と発見を積み重ねています。

しかしそれらについて文章にすることによって、

皆さんにも共有していただくことは、かなり難しい。

 

例えば、今日は、

昼間、大学で二つの授業を行い、

かなり、喉を酷使したのですが、

帰宅してから歌を歌ってみたところ、

それほど喉のダメージがなかったようで、

発声法について、何かつかめつつあるようです。

こんな、ムチャクチャ個人的で、内面的な発見の繰り返しで、毎日喜んでいます。

 

イベント型の華やぎはやはりたまにしか訪れません。

毎日、個人的かつ内面的な手ごたえを感じていますが、

毎日の地道な積み重ねの一環です。

 

でも考えてみれば、

一番、ぜいたくな時間の過ごし方ができているんでしょうね。

レベル63にして、まだまだ伸びしろを感じる、厚かましいじぃさん、

多分、神様からお呼びがかかるまで、この厚かましさを続けられると思います。

いつまでも攻めの姿勢を崩さないことも、断酒ライフ継続のコツの一つかもしれません。