僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

気もち悪い日々の中でもジコチューを貫く

飲酒歴40年、断酒歴6年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、やっぱこの国、おかしいよ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ザ・「うそつきはドロボーの始まり」男が凶弾に倒れて4日目。

マスメディアのベクトルが気もち悪い。

なんであのくそ男のくその部分について誰も語らないんだ?

殺人事件の被害者ならすべての罪は許されるのか?

そんなことはないだろう。

おかしいぜ、この国の皆さんの意識の方向。

 

それはそうと、この4日間、僕のちっちゃな断酒ライフにもいろいろありました。

 

金曜日です。大津市役所に行ってきました。

戸籍謄本を上げるためですが、

もちろん、近所の支所でも可能です。

ただ今回、少しばかりややこしい手続きが必要かもしれないということで、

本庁に出向きました。

僕は日本に帰化した元外国人ですが、

今回、カローラ38万キロ君の後継車を購入するにあたり、

売店の若い担当君から、僕が帰化したという記録が必要だといわれました。

 

これまでも戸籍謄本を上げたことはありますが、

そこには僕が元外国人であったことは記載されていません。

窓口でまずは尋ねてみました。

そうすると答えは意外なところにありました。

どうやら戸籍謄本という書類、必要に応じて記載事項の選択ができるようです。

 

知りませんでした、まったく。

案ずるよりも産むが易し、かもしれません。

発行してもらった書類には、僕が平成14年(2002年)に帰化し、

現在の氏名に改名したことが記載されていました。

そうか、俺は2002年に日本人になったんか。

 

役所で発行される書類について僕たちはよく知りません。

特に僕は、規則の類についてはかなり鈍感な方なので、

言われただけでは理解できないことがまま、あります。

でも最近の役所にお勤めの皆さん、

僕たち、知識の乏しい市民に対して、かなり丁寧に対応してくださいます。

一人で訳知り顔でシッタカを決め込んで、恥をかくよりも、

窓口で尋ねられることは、尋ねればいいんですよね。

 

昨日、日曜日は、勤務先の近所のジャズハウス改めカフェでのジャム・セッション、

ホスト・ピアニスト兼ドラマーを務めてきました。

参加された方は少なかったのですが、

ここのところ、ご常連さんとして熱心に来られている、

ボサノバ好きのレディーも来てくれました。

 

このレディー、

ピアノを弾き、そして歌も歌うのですが、

はっきり言って、どちらも基礎的なスキルは今一歩です、アマチュアとしても。

特にリズム感には若干?の難があります。

しかし、ボサノバに対する想いは強くお持ちで、

これまでも、僕のバッキングについて、

彼女が典拠としている演奏と解釈が異なるということで、

クレームをつけてくれていたのですが、

昨日のセッションで、ようやく彼女のビート感覚を共有することができました。

 

彼女がどのようなノリで歌ってみたいのか、ようやくわかりました。

そしてその僕の感覚は、他の仲間にも伝えることができ、

少なくとも、雰囲気だけはボサノバ特有の、無重力ビートを作り出すことができました。

マチュアはアマチュアなりに、クリエイティブな瞬間を共有することができます。

やっぱ、音楽って、おもしろいです、

そして人と人をつないでくれます。

 

今日の月曜日、午前中はトイレに10回以上、往復しました。

体調不良でおなかを下したわけではありません。

午後から、大腸カメラの検査を受けますので、

ニフレックという強烈な薬剤によって、大腸の内部を強制的に洗浄する処置を行っていたのです。

 

この処置、結構、つらいっす。

もちろん、朝から絶食。

ニフレック、2リットルの水に溶かして、2時間かけて、ゆっくりと服用します。

徐々に、人工的な刺激によって大自然の呼びかけが強くなり、

そしてその頻度も増してきます。

8時過ぎから服用を始め、

大腸内の洗浄が終了したのが、11時前。

ホンマ、ちょっとした行でした。

 

大腸カメラによる検査の結果、良性のちっちゃなポリプが3個、見つかり、

その場で切除したいただきました。

本格的な診断結果は、また改めて伝えていただくことになっていますが、

今日、施術を担当されたドクターのお話では、

おおむね、問題なさそうだということで、ほっとしています。

 

午後3時過ぎに今日の最初の食事をいただきました。

そして先程、7時過ぎに、いつものように夕食もいただきましたが、

それほど時間がたっていないにもかかわらず、しっかりいつもの量をいただきました。

一日の間に摂取した方がよい食事量というものがあるようですね。

 

世間には気もち悪い風が吹いていますが、

僕は僕の断酒ライフを貫くのみです。