僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やっぱ基本が大事

飲酒歴40年、断酒歴6年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、今日は小ネタです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

 

今日は音楽ネタです。

といってもジャズ・ネタではありません。

ヨウツベで何となく宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲演奏を探していたところ、

次の演奏に出会いました。

 

www.youtube.com

 

動画のサムネイルに、美人さんな自衛官の女性ヴォーカリストが映っており、

あまり深く考えず、このお姉さんの歌声を聴こうと思って、再生してみました。

 

宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲、

静かな序奏部分では、美しい女性の声がフューチャーされます。

お姉さん、荘厳な吹奏楽をバックに、朗々とスキャットを歌い上げます。

 

残念なことに?序奏を終えた時点で、

お姉さん、聴衆にお辞儀をして、ステージからはけてしまいました。

 

そして失礼ながら外観では全く印象の異なる、

顔のいかつい男性がマイクをもって登場し、

あのメインテーマを、こちらも朗々と歌い始めました。

 

ヴィジュアル面で不意を突かれた僕は、

しかしこの男性の歌声を聴いたときに、ぶっ飛んでしまいました。

クラシックの発声法がしっかりと身についた、それはそれは荘重なバリトンの歌声、

地球を救うために宇宙に旅立つヤマトの覚悟を表した歌詞に、びったりでした。

 

やっぱミュージシャンは、顔ではありません。

いやもちろん、ヴィジュアルも大事な場合もありますよ。

しかし何といっても、基本的な技能がしっかりと確立されており、

そしてその技能がしっかりと表現に生かされている、

そんな演奏こそ、感動をもたらしてくれます。

 

たまたま、出会った演奏動画、

それも若干、不純な動機で選んだ動画から、とても大切なことを教えてもらいました。

音楽、バンザイ、歌、バンザイ。

 

もちろん、断酒ライフ、バンザイ、です、ハイ。