僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

白昼堂々の居眠りの健康効果

飲酒歴40年、断酒歴6年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、ホンマに不良です・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は今年初めての入試担当日、

面接官を3時間ほど努めてまいりました。

 

今日の入試は、受験生にとってはかなりの難関入試です。

僕の勤めている大学には、特待生制度のようなものがあり、

特定の入学試験の合格者の授業を大幅に減免します。

 

今日の入試はその特定の入試で、

僕がかかわった学科の例で言いますと、

38名の受験生から合格判定を行ったのはたったの3名。

 

トップ3を選抜する試験、かなり神経を使います。

そしてもう一つ面倒なことに、今日僕がお手伝いした学科の面接試験、

人数の関係で、4教室に分かれて行いました。

したがってすべての面接が終了した時点で、

4つの会場の試験官、全員が集まり、全員でトップ3の受験生を決めなければなりません。

このミーティングが疲れるんですよ。

 

そこで、ミーティングの最中ですが、

堂々と居眠りをすることにしました。

椅子に座って、一応、いつでも議論に参加できる体勢を整え、

しっかりと目をつむり、居眠りの行に入りました。

 

最初のころは同僚たちの議論に耳を傾けることができましたが、

ある時点から、平和のお花畑ワールドをさまよっていました。

 

僕が居眠りの行をかましていたのは、おそらく15分ほどだと思われます。

しかし一人20分間の面接を8人行った体にとってこの15分の行は、

とても効果的でした。

このミーティングを終えたのち、心身ともにリフレッシュでき、

次の予定にルンルンと移行することができました。

 

真剣に業務に邁進しているふりをやめて、いつでも議論に参加できるふりをしながら、

堂々と居眠りをかます、この背信的健康法、

実行できる方には無茶無茶、お勧めです。

寝る子は育つ?けだし名言。