僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

考えるけど迷わない そもそも、迷えるだけの体力がない

飲酒歴40年、断酒歴6年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、今さらながらのノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今、12月31日、午後7時40分、

NHK では紅白歌合戦っちゅうたら、アナクロいタイトルの番組を放送しており、

パートナーが画面にかじりついています。

 

 

僕はミュージシャンですが、

紅白に出場する歌い手?の殆どについて、

知りません。

 

ベテランどころは、名前くらいは知っていますよ、さすがに。

昭和、平成と生き延びてきましたし、

昭和の末期から平成の頭にかけては、

世の流行歌を酔っ払いの前で演奏することを生業にしてましたし。

 

でも、今の流行歌手については、知らんわ~、ホンマに。

 

今朝の朝日新聞に興味深い記事が出ていました。

どうやら短期集中連載の記事のようで、

現代人がいかにタイパ(タイム・パフォーマンスだそうです)に束縛されているかを取材しています。

今日の記事は、スマホに毒されてしまった人びとを取り上げていました。

スマホは所有しているけど、ほぼ、活用していない身からすると、

現代人のスマホ依存は、すごいようですね。

今日の記事で紹介されていた人びとは、極端な例かもしれませんが、

しかしどうも、特別な人たちではなさそうです。

 

流行りものに鈍感すぎることは、決して褒められたことではないでしょう。

でも、流行りものに心身ともに傷つけられてしまうほど依存してしまうのは、

もちろん、アホなことだと思います。

 

ミュージシャンのくせに流行歌を知らない僕、

一応、デザイン理論の研究者でありながら、スマホを活用しない僕、

一面では、失格です。

 

でも、一面での失格の烙印は、別の側面から見ると、とんでもないギフテッドかもしれません。

いや、間違いなく、ギフテッド、大天才です(笑)。

 

新しいものごとに挑戦することが億劫に感じられる、

高齢化に伴う、知能の後退現象の一つだそうです。

僕のデジタル文化に対する拒否反応には、この危険な側面もあるかもしれません。

 

でも、僕は、拒否する僕自身についても、常にその理由や今後について、考えています。

考えに考えたうえで、拒否っています。

絶対に考え続けることは放棄しません。

 

2023年も、考える葦であり続けます。

脳みそが元気で居続けるためにも、

酒なんか飲んでる暇はねぇんジャイ。

来年も、絶対断酒ライフ‼