僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

運転が変わったかも

飲酒歴40年、断酒歴6年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、半年経過後のインプレ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨年の7月末に、27年間、寄り添ってきた愛車と別れ、

新しい車に乗り換えました。

(といっても、4万キロ落ちの中古車です。)

乗り換えてから半年近くが経過しました。

僕のカーライフも少し変化したようです。

 

前の車は、ミッション車でした。

僕は若い頃にバイク競技に凝っていたこともあり、

乗り物のメカには少しばかりこだわりがあります。

ずーっとミッション車に乗り続けたのも、

ミッション車の、メカを操っているという感覚が捨てきれなかったからです。

 

でも今の車は、仕方なしの選択でしたが、オートマ車です。

オートマ車の運転が楽なのはわかりますが、

今でも、僕の運転中の左手は、時々、シフトアップの動きをしてしまいます。

 

ミッション車からオートマ車に乗り換えてから僕の運転は、

少し穏やかになったような気がします。

ミッション車のころは、車速を自らの運転スキルでストレートにコントロールできたため、

片側2車線の道等では、結構、攻めた運転をすることもありました。

 

オートマ車ってこうなってるんだそうです

 

でもオートマ車の場合、キックダウンを駆使することによる急加速のテクニックは知っていますが、

アクセルをドンと踏み込むという乱暴な操作をしたくないので、

どちらかといえば、全体の流れの中でゆっくり目の速度を選択することが多くなりました。

むしろ、エンジンに無理をかけない運転に徹することで、

カタログ燃費以上の数値をたたき出すことに興味をもっています。

 

歳をとって多少、性格も丸くなったのかもしれません。

一生懸命、加速して、前へ前へと急ぐ車に対して、

 

「おー、ご苦労さん、無理せんときや、事故ったらすべてが終わるで」

 

と心の中で呼びかける余裕もできてきました。

 

尖がるべきところはもちろん、尖がり続けますよ。