僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

楽器の運搬について

飲酒歴40年、断酒歴7年、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、もしかすると一つ解決?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日、2月12日は、久しぶりに暖かったですね。

昼から外出しましたが、

今日はいつも着用しているダウンジャンパーは必要ありませんでした。

 

今日の外出先ですが、何故か仕事場でした。

かといって勤め先の大学の仕事をしに行ったわけではありません。

 

僕たち、アマチュアのピアニストにとって、

ライブ演奏を行う会場にどのようなピアノが置いてあるのかは、

とても重要な問題です。

 

最高なのは、しっかりとメンテナンスがされているグランドピアノが置いてあることですが、

そのような会場は、あまり多くはありません。

ピアノが置いてあるとしても、たいがいはいわゆるアップライト・ピアノです。

 

そしてこのアップライト・ピアノというやつですが、

僕は神経質すぎるのかもしれませんが、

グランド・ピアノとは全く異なる楽器だといった方がよさそうです。

 

何が違うのかといえば、いろいろ違うのですが、

僕にとって一番大きな違いは、奏法が異なるという点です。

奏法というと少し違うのですが、

身体と楽器の関わり方が異なるというべきかもしれません。

 

決して指先だけの話ではないのですが、

演奏する時に指と鍵盤の間に起こる力加減や、作用反作用の感覚が異なるといえば、

お分かりいただけるでしょうか。

 

アップライト・ピアノでも、グランド・ピアノに近いタッチ感覚をもった楽器もありますが、

もうそのあたり外れは、実際の楽器にあたってみないと分かりません。

 

そこで僕の場合、アップライトの楽器よりも、電子キーボードの方がベターなこともあります。

現在、僕は、2台の電子ピアノを所有していますが、

どちらもキーボードのタッチがかなりグランド・ピアノに近く、気に入ってます。

演奏環境によっては、どちらかの楽器をわざわざ持っていくこともあります。

 

そこで問題になるのが、楽器の運搬方法です。

保管場所から楽器を車に積み込むまで、

そして車から降ろし、ステージまでどのように運ぶか、

電子ピアノは、まずかさばりますし、それなりに重たい、

そして精密機械でもありますので、

結構、大変です。

 

実は今朝、朝のピアノの練習をしながら、

家にある機材と研究室に置いてある機材を組み合わせると、

新しい方法でスムーズに楽器を運ぶことができるのではないかと思いつき、

昼から研究室に赴いて、実際に試してみたという次第です。

 

結論、大正解でした。

何で今まで、こんな簡単な方法に気がつかなかったんだろうというくらいの、

目からうろこメソッドでした。

あまりにも目からうろこ度が高すぎて恥ずかしいので、

具体的な方法は内緒にします。

 

今回、編み出した方法を用いれば、

途中に段差さえなければ、

独力でかなりの距離の運搬ができそうです。

来月のセッションやライブで試してみることにします。

 

ちっちゃな進歩の報告でした。

 

プロによるグランド・ピアノの運搬