僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ちょっとした寒の戻り

飲酒歴40年、断酒歴7年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、今日は特に何もなく?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨日、今日と、寒気が南下してきたそうで、

寒さを感じながら過ごしました。

少しばかり激しい気温の変化、着るものに迷いますよね。

 

基本的に僕は断酒者となってから、寒がりになりました。

冬場の手袋とウール製の帽子がマスト・アイテムになっています。

 

飲酒者のころは、飲酒由来の過剰な高血圧と、

官能器官の精度の低下、

そして少々の寒さであれば、外部からの液体燃料の補完で対抗できるという間違った対応意識から、

寒さ知らずのような気がしていました。

 

飲酒が習慣化しだした18歳のころから、冬はかなり冷え込む洛北の地に住んでいたことも、

僕の過剰飲酒の加速化にネガティブに作用したようです。

とにかく寒い冬の夜は、大酒をかっくらって布団に潜り込んでいました。

 

今では、寒さを寒さとしてしっかり体感できるようになり、

少なくとも自分自身の生命維持に対しては正しい感覚を確保できたと思っています。

 

ただ僕には一つ、寒さに対して困ったことがあります。

他の方からすれば、何じゃそれは、といったことになると思うのですが、

僕は、外気温に対応した衣服の選び方がよくわかっていません。

より詳しく言えば、

外気温と、衣服の布地の対応関係がよく分からないのです。

特にズボンの布地の厚さがよく分かりません。

 

ズボンを履く前に、布地の厚みを触って確かめますよね。

その際、僕は、極端な夏物以外は、区別がつかないのです。

そして昨日や今日のような少し肌寒い日にふさわしいズボンを選ぶことができないのです。

実際に履いてみれば、もちろん、これは厚すぎる、あるいは薄すぎるということは判断できます。

しかし履くまで分からないのです。

 

実際の足を通せばわかるので、特に困ったことはないのですが、

しかし何故、特定の感覚だけ、あるいはその感覚に基づく判断だけが苦手なのか、

気にはなります。

 

もちろん、気になるだけです。

どうっていうこともないのでしょうけど、

大袈裟に言えば、人間の多様性の一つの表れと思っていもいいのかもしれません。

 

俺、おかしいっすか?