僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

熾火 知りませんでした

飲酒歴40年、断酒歴7年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、まだまだ勉強・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

熾火、読めますか?

おきび、と読みます。

 

ってえらそうに言ってますが、

僕も正確には知りませんでした。

 

音としては、おきび、という単語があることは知っていました。

そして火に関する言葉だろうなとは思っていました。

でも正確な意味は知りませんでした。

 

炭が真っ赤にいこって、火力が安定している状態のことだそうです。

調理用の熱源としては、いわゆる遠火の強火を提供してくれる、

理想的な状態で、

またお茶の世界でも、湯を沸かすためだけではなく、

薄暗い茶室の中で眺めた時には、

隠れた光のアクセントとしても、

そして仄かな暖房としても働く状態でしょうね。

 

僕は勝手に、「置き火」だと思っていましたが、

ちょっと恥ずかしい勘違いでした。

 

多分、知っているつもりでも、本当の意味を理解していない言葉って、結構あると思います。

若い頃の知ったかぶりは、まだあとで笑い話に変えることもできますが、

ええ歳こいてのシッタカは、できる限り避けるべきでしょうね。

特に、中途半端な理解、あるいは勝手な当てずっぽうに基づく理解は、

絶対に避けるべきです。

むしろ、知らないことを知らないとはっきり言うことができ、

若者にも教えを願う柔軟さこそ、年の功というべきでしょうね。

 

特に目新しい予定のない GW 、

じっくりと自分磨きに精を出しましょう。