僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

鹿は僕を威嚇していたのか?

飲酒歴40年、断酒歴7年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、自然との出会い?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

いや~、暑かったですね、今日は。

今日もナンチャッテ・スーツで勤務先の大学に行きましたが、

研究室に着くなり、靴はサンダルに履き替えました。

で、少し申し訳ないというか、あまりカッコのよい話ではありませんが、

授業もサンダル履きで許していただきました。

でもきっちりとナンチャッテ・スーツを着て、ネクタイをびちっと締めてましたよ。

 

僕はネクタイをびしっと締めることについては、あまり抵抗はありません。

むしろ、ビジネス・シャツを着たうえでのノータイの方が決まらない感じがして、

落ち着かないんです。

 

さて、今朝の話です。

いつものように起床後、腹筋プラクティスをまず行いました。

そして玄関に新聞を取りがてら、

道を挟んで隣の区画から広がる雑木林に小鳥オーケストラを聴きに行こうとしたところ、

雑木林の小道に、多分親子連れと思われる鹿が3頭いました。

 

しばらく親鹿とにらみ合いが続きましたが、

やがて3頭とも林の中にぴょんぴょんと消えていきました。

 

拙宅の近所には、鹿も猿も現れます。

でも互いにお見合いになることはあまりないですね。

 

鹿ファミリーが林の奥に消えていったので、

いつもの小鳥オーケストラの鑑賞用特等席に移動し、

しばらく足を止めて小鳥たちのアンサンブルに耳を傾けていると、

突然、鹿の甲高い鳴き声が響きました。

声のする方に顔を向けてじっとしていると、

さらに何回か、鹿の声が聞こえました。

 

あれは僕に対する鹿の警告の声だったのでしょうか。

「何しとんねん、はよ、どっか行きや、鬱陶しい。」

とでも思っていたのかもしれません。

 

林の中にいるであろう鹿の姿は確認できませんでしたが、

鹿の機嫌を損ねるのも本意ではありませんので、

少し移動してみたところ、鹿の警告?の声は聞こえなくなりました。

 

野生の動物たちと心を通わすことができるほど、まだ人間はできていないようです。

っていうか、当然ですよね。

でも、向こうの感情は分かりませんが、

こちらとしては一方的ですが、自然の生き物と関われたような気になり、満足してます。