僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

パートナーの不思議な提案

飲酒歴40年、断酒歴7年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、かなりプライヴェートですが・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日はパートナーとの不毛?な言い合い?についての報告です。

ハイ、ムチャクチャ、プライヴェートな話です。

でも私小説という表現ジャンルがあるように、

ムチャクチャ、プライヴェートな問題の中に、普遍的なテーマが潜んでいることもあるでしょう。

 

夕食の少し前に、パートナーから相談?があるといわれました。

相談の後に?マークを付けましたが、話を聞き始めてしばらくは、

全く何のことか理解できませんでした。

 

拙宅の庭に何か所か穴をあけた塩ビのパイプを1本、縦方向に埋めたいということなのですが、

土地の息抜きのためなんだそうです。

 

どうやら、信仰のような感覚に基づいた提案のようですが、

どのような考え方や原理に基づいているのか、

情報のソースや考え方の原典をまずは伝えてくれといっても、

ツイッターに載っているからとか、

工事関係者の人たちもやっているからといった、

周辺的な情報しか返ってきません。

 

パートナーは昔から、何らかの信仰に頼りたがる傾向があります。

現在は、地道な神道信仰生活を送っているようで、

自室には少し大きめの祭壇を設置し、

一日1回、お参りを欠かしていないようです。

恐らく今回の提案も、似たような感覚に基づいているのでしょう。

 

僕は無神論者ではありませんが、

既成の宗教に形式的に帰依することだけは絶対にしません。

 

パートナーには、今回の提案の根拠はとりあえず、棚上げするので、

具体的な計画をまずは示してほしいと伝えました。

 

その後も議論とは言えないような、不毛な話し合い?が続きましたが、

結局、僕が基本的には納得していないので、パートナーの方から提案を取り下げる形になりました。

 

このように書いてしまうと、僕が言いくるめたように読めるかもしれませんが、

そもそも、パートナーの提案そのものが、

根拠も熱意も不十分なものだったんでしょう。

 

時々、ここでも書いていますが、

僕をアルコール使用障害の発作的状況から脱出するきっかけを作ってくれたのは、

このパートナーです。

この点だけは感謝しています。

 

しかし今日、今さらながらですが、確信しました。

この女性は、根本的に物事を理解しようとする意識が乏しい。

そしてそのような女性をパートナーにしてしまったことについては、

取り返しがつかないこととはいえ、

僕の人生の失敗の一つだったと思っています。

 

でも、ある意味で、どうしようもない関係にまでなっていることが明らかになりましたので、

残りの人生、どのように生きていけばいいのか、

有効な判断材料を明確にすることができたとも言えます。

 

当面は、共同生活をつづけながら、家庭内別居状態で暮らしていきます。

今のところ、それが一番、楽なようです、ハイ。