僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

主治医との仁義なき闘い

飲酒歴40年、断酒歴7年と5カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、高齢者の医療問題?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ちらっと報告しましたように、

昨日、胃カメラの刑を受けてきました。

今日はその結果も踏まえての、主治医による定期的検診の日です。

 

現在の僕の主治医の先生は、若い女性のお医者様ですが、

前任の3人の主治医の先生からの申し送り事項をしっかりと遵守される、

若いけど少しだけ、ガンコな先生です。

 

昨日の胃カメラによる検査、そして今日の検診前の血液検査の結果ですが、

僕の肝硬変は不可逆的なステージには進んでいますが、

血小板の数値が低いこと以外は特に問題はなく、

一番、危惧される肝臓がんの兆候も現在は全く見られないとのことです。

 

で、次の検診の打ち合わせになったのですが、

ここで生意気高齢者クランケと、

前任者からの申し送りをしっかり守る若くも少し堅物なドクターとの、

仁義なき闘いの勃発です。

 

先生側の言い分はこうです。

肝臓がんの早期発見のためには、定期的に、

内視鏡による食道から胃の検査、

直腸から大腸の検査、

さらには CT 検査や MRI 検査が重要であり、

半年に一度くらいの割合で、これらの4種類の検査を順番に行うべき。

 

僕の言い分としては、ムチャクチャわがままですが、

これらの検査は、どれもそれなりに高価な医療行為であり、

できる限り受診する頻度を下げてほしいというものです。

 

とりあえず今日の段階では先生が少し折れてくれて、

次回の検診はこれらの手間のかかる検査は行わず、血液検査で良しとし、

そして異常な数値が現れたら、その状況に応じて、

どれかの検査を実施しようとことになりました。

 

僕には肝臓疾患患者としては優等生的な予後生活を送っている自負もありますので、

今日は少しばかりわがままを聞いてもらいました。

 

でも考えてみると、がんは何よりも早期の発見が重要であり、

そのために少々、高価についても、

ドクターの進める検査は素直に受けるべきかなとも思いました。

しかし、現役を引退する身としては、できる限り医療関係の出費は押さえたい所ですしねぇ。

 

とにかく、現状の、適切な食生活、適度の運動、

そして適度な負荷も加味したレス・ストレス・ライフ、

これらの継続を心掛けて、優等生患者ライフを継続しましょう。