僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

この疲れは別物?

飲酒歴40年、断酒歴7年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、これも初体験?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

昨日は、4年ぶりにファッション・ショーのモデルを務めたことを報告しました。

とても有意義な経験だったことと、

とんでもなく疲れたことを報告しましたが、

本日はその続きです。

 

今朝、目覚めたのは、6時を10分ほどまわっていました。

華麗なる加齢による早起き症候群当事者としては、かなり遅い目覚めです。

昨晩は、いつものように11時過ぎには眠りに落ちていました。

ほぼ7時間の睡眠、高齢者としてはやや異例の長時間睡眠といえるでしょう。

 

そして目覚めたときに明らかに疲れが残っている感じがありました。

6時を回っていますので、毎朝のルーティンをこなすためには、

とっとと寝室を出て、階下のリビングに降りなければなりませんが、

いつまでも惰眠の誘惑を断ち切れない若者のような感覚に襲われました。

 

今日は授業はありませんので、

いつもよりはゆっくりとモーニング・ルーティンに取り組むことができます。

ピアノの練習を始めたのが、9時過ぎ、

ところがピアノを弾き始めても、疲れの感覚が消えません。

一昨日のライブの疲れが蘇ったかのような感じで、

指が重たく感じられました。

 

こういう時は、無理に複雑なパッセージを練習せずに、

極めて基本的なフレーズを、ゆっくりとしたテンポで、丁寧に弾いていきます。

何とか1時間ほどゆっくり弾くことで、いつもの感覚に戻りました。

 

昼食を済ませたのち、今週の授業の準備を行うために大学に向かいました。

大学の僕の仕事部屋でも、ゆっくりと作業を進めました。

そのあと、親父を預けてある施設に向かい、書類の作成を行った後、

親父が救急車で搬送された時の未払い分の診療代を払うために病院に行きました。

病院の後に、ドンキに寄り、チョコレートの買いだめをしました。

 

自宅に戻ったのが4時過ぎ、

もう少しピアノの練習をするつもりだったのですが、

少しだけパソコンを開け、サーフィンをしているうちに居眠ってしまいました。

 

やはり昨日の疲れが残っていたのです。

今日ははっきり言って、身体的にも精神的にも負担になるようなことは何もしていません。

猛暑の一日であったことは確かですが、

暑さをもろに受けながら何かをしたわけではありません。

 

ファッション・ショーのモデルという役割、

ステージ上でのアクション時間の合計は、1日2回公演でも10分に届きません。

しかしその短い時間のために費やす準備の時間、

メークや着付け、

リハーサルや気もちを作り込むための時間、

それなりの負担だったようです。

 

ここまで疲れたのは、国際学会での初めての研究発表以来かもしれません。

もちろん、華麗なる加齢によって疲れやすくはなっていると思います。

でも疲れたという経験、

ただ単に疲弊しただけではなく、

きっと僕の中に新しい何かの種が蒔かれたことによる知恵熱状態だと思って、

うれしがって受け入れようと思います、厚かましく。