僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

不思議な結果オーライ

飲酒歴40年、断酒歴7年と8カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、どう理解しましょ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

少し時間がたちましたが、プーチンキム・ジョンウンが会ったらしいです。

多分、世界中から最も嫌われているであろう、二つの国家の首脳の出会い、

人類の進歩的史観に棹を差すような困った事態としか言いようがありません。

 

そしてこの二人の独裁者と並んで、今後の世界の流れに影響を及ぼすであろう人物が、

中国の指導者?シー・ジンピンでしょう。

プーチンキム・ジョンウン、そしてシー・ジンピンの三人、

それぞれに悪辣さは異なります。

 

プーチンとシー・ジンピンは、国内には少なくとも支持勢力があるようですが、

キム・ジョンウンに関していえば、

ただただ、北朝鮮人民を苦しめているだけの、

極悪な独裁者以外の何物でもありません。

皆さん、日本国内にいる僕たちに直接できることはあまりありませんが、

あの国の人びとが、歴史的にもあり得ないほどの惨状に苦しんでいることについては、

少なくとも関心だけはもっていてください。

今、2千万人以上の人びとが、極限の飢餓状態に苦しんでいます。

 

中国のシー・ジンピンですが、この人物は少しばかり思考力に難がある可能性があります。

これからも失政を重ねていくことによって、

大国のポテンシャルをどんどん、潰していくことでしょう。

 

その一つが、日本の核処理水の海洋放出について、

核汚染水の国際的に無責任な廃棄であると非難していることです。



核処理水の海洋放出について実施前には、

聞く力のないキッシーが、

漁業関係者等のステークホルダーに対して誠実に説明していない点が問題視されていました。

 

しかしシー・ジンピン政権が日本の処理水放出について汚染水廃棄であると非難してから、

議論の潮目が変ってしまったように見えます。

中国の理不尽な主張から日本の漁業関係者を守らなければならないという方向に、

世間の関心がシフトしたような感じです。

妙な方向と言ったらおかしいかもしれませんが、

中国の無理筋のワガママ・クレームによって、

日本国内の世論にまとまりのようなものが出てきたような感じです。

 

結果オーライなぞという能天気な言葉でまとめていい事案ではないと思います。

でも21世紀の世界の向かっている方向について、

僕たち、ホンマの小市民も、知らんぷりはできません。

ホンマに僕たちの生活にかかわる可能性もありますしね。