僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

季節が急いでいる

飲酒歴40年、断酒歴7年と9カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、これはもう完全に二季の国・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

僕は11月生まれですので、好きな季節はと問われれば、

秋と答えることが多かったです。

 

芸術の秋であり、そして食欲の秋でもあり、

多くの文化的な活動の節目も秋のイベントに設定されることが多いですよね。

 

そして何よりも、快適に過ごせる季節、それが秋だったはずです。

 

今、まさに秋の真っただ中、

暑かったり、寒かったりしてますが、

一応、今が秋らしい、マン真ん中でしょう。

 

今日も通勤中の車の中から、

山の緑が急激に色づき始めたことに気がつきました。

完全に秋の色に成りきった訳ではありませんが、

確かに夏の燃えるような緑は影を潜め、

この色彩の淡い変化は、岩絵の具でないと再現できないだろうなというような、

微妙な色合いが目に飛び込んできます。

きっと後、1週間もすれば、誰もが目を見張るような秋の色の王国が現れるはずです。

 

 

でも、ついこの間まで、暑かったような気もします。

たしか、10月になっても真夏日の到来なんて言ってませんでしたっけ。

 

そしてまだ先の話ですが、

多分、というかきっと、アっちゅう間に寒くなるんですよね。

長期予報では今年は暖冬ということなので、

雪は当分はないでしょうが、

しかし真夏日がどうのこうの言っていた日々から、

ダウンジャケットだ、コートだ、

マフラーだと大騒ぎをしなければならないような日々に移っていきます。

 

四季はどこかへ行きました。

二季、変な言葉ですが、

リアリティーをもつのは、二季の法でしょうね。

 

季節が夏から冬へと急いでいます。

ニッチの秋を少しでも楽しみましょう。