僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日も野外ライブ

飲酒歴40年、断酒歴7年と9カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、活動報告・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は草津市のロクハ公園というところで開催された、

野外ジャズフェスに出演し、演奏してきました。

もう5年か6年くらいの付き合いになる、サックス奏者の Y さんに共演を依頼されての出演でした。

 

Y さんは、アマチュア・サックスプレイヤーには珍しく、

非常に穏やかな人柄の方であり、

定期的にプロのレッスンを受けていることもあって、

確実に腕を上げている方です。

 

予定では Y さんとのデュオで演奏するつもりでしたが、

会場に到着してみると、セッションのように現場でメンバーをナンパ?することもできるようで、

Y さんがベーシストとドラマーの方を誘い、

急遽、クァルテットでプレイすることになりました。

 

11月になったというのに、少しだけ季節が逆戻りし、

ちょうどいい日差しの下、

家族連れが行きかう公園の一角で楽しく演奏できました。

 

以前にも報告しましたが、

下手に腕に自信のあるアマチュア・ジャズ・プレイヤーと共演するのは、

とても疲れます。

演奏が腕の競い合いのようになり、

音楽というよりも、競技会のような空気が支配するからです。

でも Y さんを始めとして今日、一緒にプレイした皆さんは、

程よいアマチュア・ミュージシャン・シップをお持ちで、

譲り合うところは譲り合い、前に出るべきところは前に出る、

自らの見せ場と縁の下の力持ちの場をしっかりと使い分けてらっしゃいました。

 

今日も、ミュージシャンにとって音楽的な力量の次に大事な人脈を、

さらに開拓することができました。

 

今日の会場です