僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ピアニスト三昧の一日

飲酒歴40年、断酒歴7年と10カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、きっとこれが俺の生き方・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日はどちらも初めての2か所で、ライブ?を行ってきました。

なぜ、?をつけているかというと、それぞれに理由があります。

 

相方は、アマチュア・サックス・プレイヤーの Y さん。

失礼ながら腕前はしっかりとアマチュア・レベル、

僕自身の名義でのライブ活動でパートナーをお願いすることはありません。

Y さん、しかし音楽に取り組む態度は、

マチュアらしい誠実さにあふれており、

また確実にレベルを上げてらっしゃるので、

一緒に演奏するのが音楽的に楽しい方です。

 

1か所目は、Y さんの地元ともいうべき町の、図書館でのボランティア・ライブでした。

 

 

この図書館、入り口に小型のグランド・ピアノが置いてあり、

正式に手続きを行えば、このピアノを用いたボランティア演奏ができます。

特にステージが設えてあるわけではありませんので、

行ってみれば館内ストリート・ライブのような趣です。

たまに立ち止まって聴いて下さる方がいらっしゃいますが、

皆さん、図書館へのアプローチの通りすがりに聴くといった感じでした。

こちらものんびりと演奏することができました。

 

2か所目は、近江八幡市のユゲヤというジャズ喫茶です。

ここは、月に1回、ジャム・セッションを開催されるなど、

滋賀県のジャズ・プレイヤーにとっては重要なスポットなのですが、

僕は今日が初めての訪問でした。

もちろん、こちらも Y さんのお誘いを受けての参上です。

 

 

店に着くなり、Y さんが早速、お店のマスターに、ゲリラ・ライブをしてよいかどうか、

交渉を始めました。

うれしいことにマスターは、いくつかの店でセッションホストを勤めている僕のことを、

SNS 等で、知って下さってました。

という訳でこちらもドタバタと、ゲリラ・ライブをスタートさせました。

 

何組かいらしたお客さんも、僕たちの演奏を楽しんでくださり、

ゲリラ・ライブは想定外の成功を収めたといってよいでしょう。

 

毎日、基礎練習をさぼらずに真面目にピアノを弾いてきたことで、

僕も舞い上がることなく、自らのプレイを客観的に聴く冷静さを保ちながら、

かつ、場のエネルギーにしっかりと対応できる熱さもキープできました。

 

スケジュールの関係でお断りせざるを得ませんでしたが、

マスターから次回のセッションのホストの打診も受けました。

きっとこんな風にして生きていけると思います。