僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ホームカミングデイ、とりあえず報告?

飲酒歴40年、断酒歴7年と9カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、みんなそれなりにお変わりなく・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

荷物運び - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

一昨日の報告です。

本日開催された、勤務先の大学のホーム・カミングデイに向けて、

徒労に終わるかもしれない労働に勤しんだといううれしがりな愚痴?でした。

 

学内の比較的広い、芝生の広場の中にいくつかのコーナーを設けて、

卒業生をもてなそうという今日の企画、

僕は一人でストリート・ピアノ・コーナーを設営・運営することにしました。

 

ホンマに一人でした。

楽器やアンプ等の設営に関しては、やはり多少とも経験のある人でないと、

戦力にはなりません。

企画から設営、そして運営に関しても一人でやりました。

 

大変は大変ですが、気楽といえば気楽です。

どうも僕は、チーム・プレイが苦手なようです。

 

三々五々、こどもを同伴した卒業生たちがやってきました。

早速、一組の卒業生夫婦がお子さんとともに僕のコーナーにやってきましたので、

恐らく小学校高学年と思われる女の子に電子ドラムをプレイしてもらいました。

電子ドラムというおもちゃ、大人でも夢中になれる要素が満載です。

何人かのこどもたちが興味を示して、叩いてくれました。

僕の思惑は、少しは成果が上がったようです。

 

メイン・ステージでファッションショー等の出し物が上演される時には僕も持ち場を離れて、

卒業生たちと旧交を温めました。

奉職して30年、いろいろな世代の卒業生がいます。

母校のホームカミングに参加することのできる卒業生は、

どちらかといえば、卒業後、順調に過ごしてこれた、ある意味での勝ち組でしょう。

みんな、それなりに立派な顔立ちになっていました。

 

イベントが終了し、片付けもまた、気楽に一人、

でも会場のあちらこちらで、久しぶりの再会を喜び合う小グループの輪ができていることを見ると、

気楽な一人行動も、少し寂しさも感じます。

このあたりが僕の情けなく、そしてずるいところかもしれません。

集団行動を嫌いながら、集団の輪の中に入ることができないことに対して、

被害者意識のような心情に陥ってしまう、

ダメな奴です。

 

でも今さらです。

僕は僕のダメさに対して、

ある程度、突き放して考えることができるくらいの賢さは身に着いたようです。

どうやら、僕も少しは成長していたようです。