僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

やっぱ悪口は楽しい

飲酒歴40年、断酒歴7年と10カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、いつまでもガキです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

勤務先の大学での再雇用の可能性がほぼなくなったことが明らかになって、

4日が経過しました。

考えてみれば、65歳で定年退職を迎えるわけですから、

永年、お疲れさまでした、ごゆっくり余生を楽しんでくださいとなるのは、

ま、当然っちゃー当然ですわな。

気もちをゆっくりと整理し、切り替えていくだけです。

 

今日は火曜日、1講時目と2講時目に同じ講義を繰り返す、ちょっときつい勤務の日でした。

 

ただ、3講時目、昼過ぎの1時間目に当たる時間に、

ちょっといつもとは異なる時間の過ごし方をしました。

僕のライフワークの一つに、知的障害者を対象としたアートワークショップ指導がありますが、

今日はその下準備としての実験的課題制作準備を、

1年生の女子学生、2名と行いました。

 

実験的課題制作準備と書くと、えらい大そうな仕事に響きますが、

要はいろいろな材料を集め、どんな面白いものつくり遊びができるかを、

実際に試してみるという、ほぼ遊びのような時間です。

 

しかも今日の僕たちは、手を動かしながらも、同時に口も動かしました。

手伝ってくれた女子学生2名に対して、僕の完全退職が決まったことを告げ、

大学に関するどんな不満でも悪口でも聞くよとそそのかし、

そして僕も、ずーーーっとため込んできた、大学や同僚に対する悪口を止めどもなく吐き続けました。

 

辞めることが決まったので、怖いものなしです。

ホンマに卑怯の極みですが、

誰にも忖度せず、若者たちにホンマのことを伝える作業、

実に素晴らしい、ガス抜きになります。

 

二人の女の子たちも、同級生や専門クラスの教師に対する不満を僕にぶつけてくれました。

 

いやー、悪口って本当にいいもんですね、それではまたご一緒に楽しみましょ、

ホンマにそんな感じで、

卑怯ですが、実に楽しい時間を過ごしました。

 

こちらはほんまもんのガス抜きのための道具です