僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

こんなに嬉しさが重なってもいいのだろうか? 少し不安

飲酒歴40年、断酒歴7年と10カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、バチ当たりかも・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は割と盛りだくさんの日だったのですが、

盛りだくさんの材料一つひとつが、ええ味出してくれたので、

上手く行き過ぎていて、逆に不安かも。

 

午前中はピアノの練習に当てました。

 

昼からは、まず、

ここ5年ほど、お付き合いのある障害者施設でのアート・ワークショップ。

今日は大量の洗濯ばさみを持ち込んで、

ワークショップ会場のあちこちにビニールひもを張り巡らせ、

そのひもに洗濯ばさみを自由に組み合わせた形をぶら下げていくという、

いつもの意味なし・技術関係ない・みんな一緒の枠組みで楽しめる、

アートインスタレーションを展開しました。

 

施設の皆さん、

利用者もスタッフも、全員が夢中になって取り組んでくれました。

中でも知的な障害とともに暮らしている仲間全員が、

いつにも増して真剣なまなざしで取り組んでくれ、

上手くいったときには、最高のどや顔を見せてくれたのが、とても嬉しかった。

 

今日も一人の女子学生が助手として着いてきてくれましたが、

このアート・ワークショップを終えた後、

イオンモール草津で今開催されている、

滋賀県の障害者を対象とした公募展を一緒に見に行きました。

僕が展示作業の責任者を務めている展覧会です。

 

そして今晩は、

月に一度の、京都のジャズクラブでのジャム・セッション。

僕と同じく、ピアニストである U 氏とダブル・ピアニスト・ホストという、

型破りなセッションですが、

アヴァンギャルド性と自由度の高さゆえ、

常連さんがいつものように遊びに来てくれ、

僕も U 氏も、そして常連さも、それぞれが新しい音空間を発見できた、

充実した会になりました。

テキサスから旅行に来ているというアメリカ人の青年も熱心に聴いてくれていました。

 

そしてこの不良教師にして不良ピアニスト、

この夜の部まで、昼のワークショップに手伝いに来てくれた女子学生を誘ってしまいました。

ミュージシャンではない彼女も、最後まで僕たちの演奏を楽しんでくれていました。

 

何が一番、嬉しかったかというと、

昼過ぎからこの女子学生とずーっと一緒にいましたが、

色々な点で僕と感性の合う、仲良し波長がピッタシの相手であったことです。

 

65歳のじぃさんが、19歳のうら若き不思議少女と一緒に過ごして、はしゃいでいます。

大変、危険な状態かもしれません。

でもこのジィサン、他人様から見て危険な状態を、心の底から楽しんじゃっています。

ヤバいです。