僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

文化祭のノリ?

飲酒歴40年、断酒歴7年と11ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、今でも青春?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

3週間ほど前のことですが、

勤務先の大学の学生たちとともに、ニワカ合奏団を結成し、

学内のイベントに出演することを報告しました。

 

やっぱり合奏が楽しい‼ - 僕のワンノートサンバ (hatenablog.com)

 

明後日が本番、そして今日が最後の練習日でした。

 

トランペットが1名、トロンボーンが2名、パーカッションが1名、

そして僕のキーボードという、全くの独自編成、

オリジナルのクリスマス・メドレーをアレンジし、練習を重ねてきました。

 

メンバーのうち2名は、1年生、

最初の頃は、互いに遠慮し合うようなよそよそしい感じでしたが、

さすがに何回か練習を重ねてきたことによって、

音楽のこと以外でもいろいろと気楽に軽口を叩き合えるような関係になってきました。

まるで高校の文化祭に向けて、クラスの出し物を企画し、準備を重ねていくことで、

一挙に仲良くなっていく、あの感じです。

 

今回のアンサンブル、メンバーの音楽的な実力には、かなりデコボコがあります。

従って僕が普段、追い求めているような音楽とは、レベルも方向性も異なります。

でも、練習を重ねていく中で、それなりにアンサンブルがまとまりを見せていく過程は、

やはり、他の何物にも代えがたい、楽しさに満ちていました。

 

たとえ本番での演奏が悲惨なもので終わろうとも、

何回かの練習で築くことができたある種の仲間感覚には、素晴らしい輝きがあります。

音楽の本質的な楽しさを再確認できた3週間でした。