僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

僕にとっての31年間の職場の意味

飲酒歴40年、断酒歴7年と11ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、ようやく分かった・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日、一つのプロジェクトが終わりました。

結果はどうあれ、80%くらいはやり切った感があり、さわやかな気もちを味わうことができました。

僕の勤務先の大学の吹奏楽サークルとの共演、無事、終了できました。

 

メンバーは僕も入れて5人、

クラシックの室内楽のような感覚のアンサンブル、

楽譜は全部、僕が起こしました。

 

演奏は予想通りで、いつも練習でこけたところは、しっかりとコケました。

でも、聴いてくれた他の学生諸氏も、踊りながら楽しんで聴いていてくれたようです。

何よりもステージに上がったメンバー全員が、笑顔で演奏を終えることができたことが、

最高の喜びでした。

 

そんな今日の午前中は、僕の所属する部署の部門会議、

主な議題は来年度の授業運営やそのためのガイダンスについてなので、

堂々と内職に励んでいました。

そして今晩は、その部門の忘年会ということなので、

今(8時20分)は皆さん、ぼちぼち酔いが回り始め、呂律が崩れ始めていることと思います。

僕は飲まないし、あまり食べないので、欠席です。

 

今日の過ごし方に僕の職場での人生が凝縮されているような感じです。

大学の教師として31年間、勤めあげたことになりますが、

恐らく僕の視線の先にいたのは、若者たちであり、

大学という組織ではありませんでした。

僕は最後まで、大人の事情にはなじめず、レベル65のこどものまま卒業するようです。

 

ここ数年間、感じていたフラストレーションの正体も明らかになりました。

僕はよく言えば、純粋無垢なまま、

はっきり言って周りの見えないジコチュウなじぃさんだったということでしょう。

三つ子の魂百まで、決して褒められた話ではないのでしょうが、

僕はこれっぽっちも後悔はしていません、厚かましいとは思いますが。