僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ある朝の岡﨑公園で浴したカオス?

飲酒歴40年、断酒歴8年、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、奇妙な朝のスケッチ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は勤め先の美大の卒業制作展の最終日、

僕は午前中の会場詰め当番教員という役回りで、

9時少し前から会場の京セラ美術館のある岡﨑公園にいました。

 

集合時間よりも大分早く到着したので、少しだけ散策を楽しみましたが、

まず京セラ美術館の入り口から異様な行列ができていました。

昨日から始まった、「村上隆 もののけ 京都」展に来た客の行列でしたが、

どうにもアートファンとも思われない風体の連中がかなり混ざっていました。

 

未確認情報ですが、

どうやら会場内で販売されるグッズを目的とした転売ヤーが多数、混じっていたようです。

何ぼアートブームで、しかも村上隆とはいえ、あまりの異様な行列でしたが、

アートですらも銭儲けの種としか思わない不逞の輩が、京都のアートゾーンを穢していたようです。

 

ふと信号交差点に目をやると、

ハコスカを中心とした60年代から70年代にかけての、日本の銘車が列を作っていました。

旧車を愛好する集団の集まりがあったようで、少しだけ駐車場を見て回りました。

 

日本の昔のスポーツカー、カッコええっす、ホンマに。

そしておそらくオーナーの皆さんが手塩をかけて大事に乗っているんでしょうね、

どの車も程度の良さが群を抜いていました。

パーツなんかは、きっと新たに自作しているか、注文製作されているんでしょうね。

 

こんなんが何台も。ホンマにカッコよかった。

 

旧車で目の保養を楽しむ前には、

岡﨑界隈のワンちゃん好きの皆さんの散歩集会にも出会いました。

ワンちゃんストーカーの僕は、勝手に集会の中に入り込み、

ワンちゃんたちとも交流しつつ、飼い主の皆さんとも少しお話しできました。

ワンちゃん浴は素晴らしいっす。

 

僕の展覧会場での勤務は、午前の部ということで、2時に終了しました。

同じく午前の部で当番を終える学生諸君を引率しながら、

京セラ美術館のバックヤードから退館しましたが、

その移動の途中で、長髪のむさくるしいおっさんと出会いました。

村上隆、その人でした。

ホンマにむさくるしいおっさんでした。

 

普段、山の中にこもっていますので、

少しばかり胸やけを起こしそうな午前中でした。