僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日も千本中立売

飲酒歴40年、断酒歴8年、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、やっぱ生き延びないとダメっすよ・ノープラン・ブログ、

ご訪問ありがとうございます。

 

本日も京都は千本中立売にある老舗のライブハウスで演奏してきました。

この頃一緒に演奏する機会が増えているヴォーカリストの方からの依頼で、

今日も彼のサポート・バンドの一員としての参加です。

サポート・バンドといっても、僕とパーカッションの方の二人だけでしたので、

メロディーやコードに関しては、僕がバッキングをリードした感じです。

 

今日のイベントは、

ライブハウスのマスターのセレクトによる4組のアーティストによる共演で、

僕がサポートした方も含めて、

マチュアとしては上級者といってよいレベルの皆さんが集いました。

 

僕の出番はトップでしたので、

残りの3組のアーティストについては、じっくりと楽しむことができました。

 

その中で、この方はぶっ飛んでました。

ご覧のように、かなり作り込んだいでたちで、外連味たっぷりのステージを展開されました。

岐阜から起こしのこの方、見た目は完全に色物ですが、

その歌唱力、そしてエンターテインメント力は、掛け値なしにホンモノでした。

 

やっぱりパフォーミング・アクトは、どの分野であれ、基礎的な力が何よりも大事です。

こちらの女性ヴォーカリスト、発声も音程も安定しており、

その上で、曲をしっかりと作り込んで歌われます。

奇抜なコスチュームは、恐らくオーディエンスの目を引くためというよりも、

彼女自身が一つの世界に入り込むためのトリガーなのでしょう。

 

思いっきり、刺激をいただきました。

毎日、弾き続けます。

芸の道に終わりはないようです。

そう簡単に死ぬわけにはいきません。

 

ありがたいことに、この店のジャズ・イベントにも、

ホスト・ピアニストとして参加することになりました。

 

千本中立売、

京都の中でも、下町情緒のあふれた街です。

ここにも僕の活動の拠点ができそうです。