僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ヴォーカリストとして

飲酒歴40年、断酒歴8年と1カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、樹登り豚の降誕?ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

ブログのアップに日付が1日、空いてしまいました。

サボったのではなく、帰宅が遅かったので、日付が代わってからの後進になった次第です。

 

今日は、京都の西陣にある、ライブハウスで演奏してきました。

出演アーティストは全部で5組、

ひとユニット当たりの持ち時間が、30分、

ワンマン・ライブ、あるいはワンバンド・ライブと比べると、

やや消化不良な感じも残りますが、

他の出演者の演奏をじっくり聴く機会にもなり、

それはそれで意味のある機会でした。

 

今日の僕は、完全にワンマンバンドの弾き語りジャズ、

好きなように音楽を展開できますが、

全てに責任?をもたなければならない、シビアなシチュエーションです。

とてつもなく勉強になります。

 

今日の演奏では、とにかく歌詞を丁寧に表現することに重点を置きました。

伴奏部分のピアノの音もできる限り薄くし、

ピアノによるいわゆるアドリブソロの部分も、

短めに凝縮した形での演奏を心掛けました。

 

自分で演奏上の課題をしっかりと意識していたこともあり、

ヴォーカリストとしてのアイデンティティーは、ある程度は確保できたように思います。

 

ただ他の出演者の皆さん、

特にヴェテランのヴォーカリストの皆さんの演奏を聴いていると、

僕の歌は、音楽的な安定度は増してきたようなのですが、

明らかに自由さを伴う積極的な表現性が乏しいようです。

もっと自由に歌うべきであり、

そのためにもいやほど練習し、そして場数を踏む必要もありそうです。

 

幸いにも、

他の出演者の皆さんからもヴォーカリストとして認知していただけているようで、

セッション等でヴォーカリストとしてしゃしゃり出てもよさそうです。

 

豚もおだてりゃ樹に登りますが、ついに樹登り豚という新発見の種に昇格できたようです。

メデタシ、めでたし。